きゃもん2017年1月号
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  ほか 職員一同  組合員並びに地域の皆さま方におかれましては、ご家族御揃いで健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。 旧年中はJAの運営及び事業活動に対し、深いご理解とご支援、ご協力を賜わりました事を心より厚く御礼申し上げます。 昨年を振り返りますと、熊本地震や集中豪雨等日本各地で甚大な被害をもたらしました。近年温暖化の影響なのか農作物管理の上で大変苦労の多い気象変動の様に感じます。 新しい年を迎えましたが、我が国の経済は回復基調とは言えず、農業を取り巻く環境は厳しさを増し、「新農協法」施行及び「TPP承認と国内対策関連法案の可決成立」などと相まって農協改革を強く迫られております。一方、米国次期大統領がTPP離脱・2国間貿易交渉に意欲をみせ、国際的にも不透明さを増しております。 政府に対しては、農業の持続的安定と小規模農業者等にも配慮した政策に取り組む様に、全国のJAグループとともに強力に要請し、JAグループの自己改革の実践を通じ「農業者の所得増大と地域の活性化」に向け全力を尽くしてまいります。 このような状況の中、第 回通常総代会でご承認いただいた14第4次中期経営計画の実践を「協同で農と地域が輝く未来!」「組合員と地域の最大のパートナーとしての役割を最大限に発揮する」のスローガンに思いを込めて、柔軟にかつしっかりと取り組んでまいります。 また、本年は第4次地域農業戦略策定年度にあたり、第 回27JA全国大会で決議した「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」の確立を念頭におき、「魅力ある農業づくりに挑戦します」を基本目標として、活力ある地域農業の振興方針、主要作目振興方策を実践してまいります。 本年も農業の振興、協同組合運動の更なる発展、組合員・地域の皆さまの声を反映したJA運営を目指し、計画の着実な推進により経営の健全化を図り、強靭な組織基盤の確立に努め、組合員の負託に応えるよう役職員の総力をあげて邁進してまいります。 結びに、平成 年が、地域農業、地域社会にとりまして、本29当によい一年でありますことと、皆様方のご健勝、ご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。

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