きゃもん2018年5月
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【全体運】気分のむらが激しくなりやすいよう。気まぐれな言動が過ぎるとトラブルを招いてしまうため、ほどほどにして【健康運】健康系の話題に注目を。耳寄り情報あり【幸運を呼ぶ食べ物】アナゴここがポイント!~夏野菜の栽培管理~夏野菜の栽培管理~~~~夏野菜の栽培管理~~~~~~夏野菜の栽培管理~ 家庭菜園やプランター栽培でも増えている夏の定番品目『きゅうり』。 しかし、実をつけた後、直ぐに病気にかかったり、樹勢が低下するなどの悩みも多いため、長く収穫できるための栽培方法をご紹介します。・排水が良く、風当たりの少ない、通気性・透水性の良い圃場が良いです。 ・深耕し、堆肥、切りワラ、石灰窒素、苦土石灰、BMようりんを施用後、早めに耕起して土づくりに努めましょう。 (土壌pH:6.0~6.5)畑の準備 1段階は、作物の表面にカビの胞子が付着し、雨や空気中の湿度によって水分を吸い発芽します。 2段階は、発芽したカビの胞子から出た菌糸が作物の葉から細胞内へ侵入し、病気の生活の場をつくります。 3段階は、生活の場として根付いた所を基地として、作物から栄養素を摂取して発病し、拡大しならがら風や雨、昆虫などで運ばれ田畑全体に拡散してしまいます。(特に晴天日は、拡散しやすい環境です。) 長く収穫したいのに、病気にかかり栽培が終了してしまう。そんなことありませんか?病気の大半はカビによるものが多いため、発病までのしくみを知って、長く収穫して楽しく栽培にとりくみましょう。発病までの3段階 予防剤は、作物の表面に付着した病原菌が作物の細胞内に侵入を開始する前に効果を発揮する殺菌剤です。つまり、1段階の時に使用する殺菌剤ですので、病気が発病しやすい環境(高温多湿等)になった場合は、発病していなくても散布します。また、発病初期は病気の拡散を防ぐためにも先に予防剤を散布し、その後に治療剤を散布した方が良いでしょう。予防剤を使うタイミング 治療剤は、作物体内に侵入し、発病後に殺菌力を発揮します。つまり、2段階・3段階の時に使用する殺菌剤です。治療剤を使うタイミング 銅剤は、1段階時の病原菌の呼吸を阻害してカビの発芽を抑え、病気の感染を阻止する保護的殺菌剤です。銅剤を使うタイミング 本葉3~4枚の若苗を定植しましょう。 定植時、病害防除のため、登録薬剤の粒剤を施用しましょう。  畝を立てて栽培する場合は、以下の通りに植えましょう。栽植密度:畝幅250㎝(2条植え) 株間80~90㎝定植・下位30㎝までの子づるや幼花は摘んで生育を促しましょう。・親づるは140~150㎝で摘心する。整枝・果実の収穫開始3~4日前に第1回目の追肥を行いましょう。収穫最盛期には7~10日間隔で追肥を行いましょう。追肥注)高畝して排水対策をしっかりしましょう。注)葉面散布をして、根の活着を促しましょう。注)摘心するまでは実を摘んで、親づるを丈夫に  育てることが大切です。注)樹勢が旺盛になったり、低下した場合は病気を誘発するため、収穫量に合わせこまめに追肥しましょう。注)予防剤は作物体内へ浸透する力がないため、作物体内へ侵入した菌を殺菌する力はありません。病気への防除が長く収穫する秘訣先取り!農作業先取り!農作業きゅうりの栽培か多づるを丈夫に115

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