きゃもん2018年6月
3/16

赤土で栽培された平戸産玉ねぎの特徴夫婦二人で力を合わせ目標実現へ!夫婦二人で農業の魅力を伝えていく!【全体運】お調子者になりやすい気配。できもしないことを安請け合いしないよう、ご用心。運気アップには部屋の掃除を【健康運】正しい姿勢を心掛ければ、体調に好影響【幸運を呼ぶ食べ物】アユ 柔粘土質の赤土で作られる平戸の玉ねぎは玉締りが良く、加工品としてとても人気のある玉ねぎです。土が良いので甘みのある玉ねぎが栽培でき、ちゃんぽん等にとても合います。貯蔵性があり調理適性が高い野菜で人気であることから、平戸では加工玉ねぎの他にも吊り干し玉ねぎなどがあります。 平戸市深川町で玉ねぎを栽培されている田中さんご夫婦。玉ねぎを180aと米を400a作っています。「平戸の赤土で育った玉ねぎは、非常に甘みがあり 聖樹さんは田中精機商店の経営者としても働かれながら、機会利用組合の組合長や平戸地区青年部の副部長もされており、多方面で活躍されています。農機具の販売・整備をしているので、その知識を活かし、自分で農薬散布機を作製し、農作業で使用しています。 栽培においての苦労は病気と除草対応で、特に雑草をそのま 夫の聖樹さんは精米業を経営しながら米栽培と畜産をしていた父の後を継いで、精米業と玉ねぎ栽培をされています。 学生の頃は自動車整備関係で働きたかったという聖樹さんですが、平戸高校卒業後はすぐに就農され、現在に至ります。23歳の頃に、友人の紹介で奥様の幸枝さんと結婚し、今は夫婦で力を合わせて農業をしています。 幸枝さんは地元平戸の猶興館高校を卒業後、福岡の短大へ進学し、佐世保市で保育士をされていましたが、結婚後、子どもが生まれたのを機に就農されました。 お二人は農業の魅力を「自分たちで考えながら仕事(農業)をする楽しさがあり、努力した分だけ成果が出ることに喜びを感じる」と話してくださいました。まにしておくと、玉ねぎが小さくなったり、作業効率が落ちることから、除草対応には力を入れています。 今後の目標として聖樹さんは「玉ねぎの新しい出荷方法を見つけることと、栽培面積の拡大を目指していきたい」と話しました。幸枝さんは「聖樹さんの目標に就いていくのみ」とおっしゃっており、夫婦二人で力を合わせて農業をされていることに魅力を感じました。収穫前の玉ねぎご自身で作られた農薬散布機で作業玉ねぎの生育状況確認中の田中さんご夫婦美味しいと評判で、多くの料理に登場します。水稲と複合栽培できる数少ない魅力的な野菜です」と話してくださいました。36

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る