きゃもん2018年7月
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 北松農業高等学校とながさき西海農協青年部田平支部は、6月8日に、平戸市立田平東小学校2年生15名、3年生10名の計25名を対象に、北松農業高等学校の圃場で食農教育活動を行いました。高校生を含めて行う食農教育活動は、同JA初の試みです。 高校生7名が小学生25名にさつまいもの苗植えを教え、田平支部青年部員6名がそのサポートをし、高校生と小学生に「農業の魅力」と「食の大切さ」を伝えました。昨年、同JAで行われた「JA役職員と青年部・女性部の対話会」において、「食農教育活動を地元高校生と行い、農業の魅力に気づいてもらうことで、就農者数、農業関係機関への就職者数の増加に繋がり、地域活性化が可能だと思う」という意見に、田平支部青年部がいち早く反応し、実行に移しました。 北松農業高校の生物生産課2年の本山真琴さんは「今回の食農教育活動を通して、食の大切さを自分自身も改めて実感しました。また、小学生の笑顔のために、収穫の時まで管理をしっかり行っていきたい」と話しました。農業の魅力を小学生へ!北農生と田平支部青年部員が共同で初の食農教育活動農業業のの魅力力を小学学生生へへ!北農農生生と田平支支部部青青年年部部員員が共共同同で初初の食農農教教育育活活動動農業の魅力を小学生へ!北農生と田平支部青年部員が共同で初の食農教育活動小学生に苗の植え方を教える北農生と青年部員北松農業高等学校応援コーナー北松農業高等学校応援コーナー【全体運】優柔不断になり、周りに迷惑を掛けがち。信頼できる相談相手を見つけましょう。運気アップには花を飾って【健康運】疲れやすいかも。十分な休息を取ること【幸運を呼ぶ食べ物】オクラさせぼホールたより ある商人が千利休を訪ねて言います。「私は忙しい身だ。だから茶の極意を一言で教えてくれ。」 利休が答えて曰く、 全部当たり前じゃないか!と言う商人に、利休は静かに答えたそうです。  先々月の五月二十七日に[茶道裏千家 淡交会佐世保支部]様の「清流茶会」がさせぼホールにて行われました。 チャリティー茶会なども開かれて社会貢献活動にも力を入れられている淡交会様の五月茶会は濃茶・薄茶・点心の3つの席が設けられ、会場は幹事長の林 宗里(そうり)先生を中心に先生方のおもてなしが随所に溢れており、たくさんの参加者の方で賑わいました。 淡交会様のご利用も今回で2度目となりますが、大盛況に終わった今回の茶会も先ずは濃密な打ち合わせと準備から始まりました。一度に8名様が打ち合わせに来られた事もあり、皆真剣だからこそ様々な意見が飛び交う中をまとめる幹事長 林様の声と、進行するさせぼホールスタッフの声と声。その後も電話・FAXも交えつつ何度も打ち合わせを重ねてついに迎えたのが当日、ではなく前日の準備から、でした。 実は茶会と一言で言っても、本当に様々な道具が必要になるんです。茶器や茶菓子は勿論の事、盆に懐紙に菓子切りに、風炉や釜や柄杓などなど。準備にあたる二十数名の先生方の奮励と、その指示のもと会場備品の大移動ともいえる設営をするスタッフ、喧騒と一体感が交じり合う充実した一日となりました。 当日は、先生方がお忙しい中にも濃茶を勧めてくださり頂いてまいりましたが、筆者が毎日見ているはずの会場は、シンとした静寂に包まれながらも心地が良く、(ここが本当にさせぼホール!?)と思いながら(笑)、落ち着いた時間の流れを体験できました。 『優雅に見える白鳥の足』の例えもありますが、お客様をおもてなしする、その『当たり前』を当たり前にやる為に、水面下で常に考えながら忙しく動かれる先生方を見て、お客様を遇するとは何か、その姿勢を改めて再認識させていただきました。 淡交会様、ご利用まことにありがとうございました。さてさて最後に、歴史上の大先輩に失礼ながら、泰然自若のイメージのある千利休も心の中で「けっこー大変なんだよ」なんて思っていたら、と想像すると可愛く感じてしまいます。 淡交会様、ご利用まことにありがとうございました。 さてさて最後に、歴史上の大先輩に失礼ながら、泰然自若のイメージのある千利休も心の中で「けっこー大変なんだよ」なんて思っていたら、と想像すると可愛く感じてしまいます。JAさせぼホール TEL0956ー24ー3123ご予約・お問い合わせをスタッフ一同お待ちしております。「まず炭火はお湯の沸く程度にしなさい。お湯は飲みやすいように熱からず、ぬるからず、夏は涼しげに、冬はいかにも暖かく、花は野の花のごとく生け、刻限は早め、早めにして、雨降らずとも雨具の用意をし、お客の心を心とするのです」「その当たり前のことが、いつでもどこでもできるならば、私があなたの弟子になりましょう」137

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