きゃもん2018年8月
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【全体運】物事を悪い方に考えそう。あまり深刻にならず、失敗しても笑い飛ばしてしまうぐらいが正解。ハーブティー吉。【健康運】ストレスを感じがち。適度な気晴らしを【幸運を呼ぶ食べ物】サンマ 深谷さんは農業関連の学校は行かず、介護士として地元で働いていました。しかし、祖父母の後継者がいないことを理由に、27歳で退職し、就農して9年目です。 現在の経営は重尾町で肥育牛51頭、宮町で西海みかん50a、指方町で米90aを栽培しており、毎日早起きして作業、お子さんを学校に送ってからは、3地区に移動し農作業を行う忙しい毎日です。 深谷さんは現在、和牛肥育部会とさせぼ地区かんきつ部会に所属しており、日本一に輝いた「長崎和牛」と、天皇杯を受賞した「西海みかん」の推進に力を注いでいます。 特にこの暑い夏は、肥育牛経営を脅かす怖い時期で、牛たちの個体管理が大変とのことです。夏バテ等にならないよう体調管理には気を付けており、水をこまめに飲むよう牛に言い聞かせていました。 他にもフレッシュミズ部会オランジュとながさき西海農協青年部南部中央支部にも所属され、他の農家と地域貢献活動を行ったり、意見交換をしたりしながら元気に活動されています。 7月12日に佐世保市地方卸売市場食肉市場で行われた、第12回ながさき西海農業協同組合和牛枝肉共励会で、深谷さんは金賞と銅賞1席を受賞されました。 和牛経営において、賞を受賞したのは5年ぶりで、大変喜ばれていました。 今後の目標は「枝肉重量平均500㎏を目指し、長崎和牛振興に貢献すること」と力強く話してくれました。興味のなかった農業が今は日々の活力に!興味のなかった農業が今は日々の活力に!部会・組織活動に積極的に参加し、農業知識向上へ部会・組織活動に積極的に参加し、農業知識向上へ第 回ながさき西海農業協同組合和牛枝肉共励会で金賞と銅賞1席を受賞!第 回ながさき西海農業協同組合和牛枝肉共励会で金賞と銅賞1席を受賞!1212 農業を始めた頃は、農機具の名前や、使い方が女性には難しく苦労したことばかりでした。また、去勢の肥育牛経営のため、牛舎に入っての仕事が恐かったという苦労話もしてくれました。しかし、畜産農家の方々の話を聞いたり、JA畜産担当職員の話を聞いて、良いことと思ったことは積極的に取り入れ、所得向上に繋げていきました。 今では農業にどっぷりとはまり込んでおり、「やればやっただけ、返ってくること。農業というのは、慣れはあってもゴールはない。日々が勉強です。」と農業の魅力を話してくれました。※枝肉共励会については9P 上段で詳細を紹介しています。牛を可愛がる深谷さん見事、金賞に輝いた枝肉表彰を受ける深谷さん38

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