はじめに 性状・・・
冷涼な気候を好み、15~20℃位がよく育つ。耐寒性は強いが、暑さに弱い。
低温に会うと花芽を形成し、春にはとう立ちする。
土壌酸度は5.8~6.8で酸性には比較的強い。


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1.畑作り

予定地は、種まきの半月以上前に苦土石灰をまき、40~50㎝の深さによく耕して、土を落ち着かせておく。
根が伸びるところに小石や未熟有機物などがあると、変形やまた根の原因になるので、長根種の栽培では特に入念に準備する。
水はけのよい火山灰土では平うねでよいが、低地では高うねにして排水をはかるようにする。


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種まきの半月以上前に40~50㎝の深さによく耕す。小石や大きな雑草の根などは取り出す。
10㎡当たり肥料の量 苦土石灰1.5㎏ 佐世保野菜配合1.5㎏

 

2.植まきと施肥

春どりは2月中旬頃、秋どりは9月上旬頃には播種する。
うね間120㎝位(春どりは狭く、秋どりは広く。)になるよう、クワ幅で深さ7~8㎝のまき溝をつくり、その中へ株間25~30㎝、条間40~50㎝の2条植えとします。
1か所に4~5粒の点まきとする。細かい土で厚さ1㎝ほどに覆土します。


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3.間引き

双葉展開時に3本間引き、2回目は本葉2~3枚時に2本にし、最終、本葉5~6枚ごろに1本立てにします。
間引きは葉の形の悪いもの、色の濃いものや、病害虫に侵されているものを取り除く。

image 4~5日で発芽する。
image 本葉1枚のころ間引いて3本に。
img 本葉3~4枚のころ間引いて2本に。
img 本葉6~7枚のころに1本立てにする。
img 間引きの注意:
双葉や本葉の形が左右整ったものを残す。
双葉や本葉が左右不均等なもの、葉がちじんだり異常に大きなものは除く。

 

 

4.中耕・追肥

間引きに合わせて1回目は肥料を株の周りにばらまき、除草グワなどで軽く土とまぜながら、株元へ土を寄せ、風で振り回されないようにする。
2回め、3回めはうねの片側ずつにクワで浅い溝をつくり、そこへ肥料をばらまき、通路の土をやわらげながら、溝に土をかけるようにして、うねをつくる。
追肥の量/10㎡当たり
第1回佐世保野菜配合500g
第2回、第3回とも佐世保野菜配合800g


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第1回追肥>>>
株の周りに佐世保野菜配合をばらまき、除草クワなどで軽く土と混ぜる。

第2回追肥>>>
うねの片側に佐世保野菜配合をばらまき、クワで軽く土を上げ、ぐらつかないよう株元に2㎝ぐらい土を寄せる。
第2回追肥>>> うねの片側に佐世保野菜配合をばらまき、クワで軽く土を上げ、ぐらつかないよう株元に2㎝ぐらい土を寄せる

 

5.病害虫防除

夏、秋まきは発芽直後からシンクイムシ、アオムシが発生しやすい。特にシンクイムシは先端の若葉を食害するので被害が大きい。
DDVP乳剤1000倍液を散布して防ぐ。
葉が黄化し、生育が遅れて根の肥大が著しく害されてしまうウィルス病は、アブラムシによって媒介されるので、早いうちからよく注意し、発見しだいマラソン乳剤、DDVP乳剤1000倍液などで防除する。
例年被害が大きいところでは、アブラムシの飛来を防ぐため、うね面に反射性フィルムをマルチしたり、夏・秋まきでは、陸稲のうねの間にまきつけたり、薬剤以外の回避対策を講じるとよい。
秋の台風で株がふり回されたあとは、軟腐病や黒班病にかかりやすいので、さっそく噴霧器で下葉の土を洗い落としてから、デランK500倍液を散布する。


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病害虫防除>>>
ウイルス病は大敵だが、アブラムシはウイルス病の媒介者である。
小さいうちからアブラムシ防除を入念に
ウイルス病>>>
葉がちぢんだり黄化したりして育ちがきわめて悪い

 

 

6.収穫

秋どり栽培は90~100日、春どり栽培は10月まきで120~140日、3月まきで80~90日、夏どり栽培は60日内外で根が肥大するので、太りしだい収穫する。
収穫が遅れると根がす入りになる。
す入りは葉柄のす入りと関係があるので、古い葉のつけ根から3㎝ぐらいのところを切断し、その中央部がすいているようなら、根もす入りしているとみることができる。


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