はじめに

性状・・・
ほうれんそうは低温、長日で抽苔しやすく、特に日長時間が長くなる春夏季には、晩抽性の品種を用いることが大切である。
種子の発芽温度は4~35℃であるが、25℃以上では発芽率が極端に低下する。発芽後は-10℃までは耐えるが、25℃以上の高温では栽培が困難となる。
また、酸性土壌には野菜類中、最も弱く、土壌酸度の指標作物とされる。


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1.畑作り

ほうれんそうは肥沃な土壌を好み、酸性を嫌うので10㎡当り苦土石灰2㎏、堆肥30㎏を種まきより7日以上前に施し、よく耕しておく。
佐世保野菜配合も5日前までに10㎡当たり1.6㎏を全面に施し、よく耕し、表面を平らにならしておく。


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2.種まき

表面がでこぼこしていると、発芽が揃わないので必ず、平らにしてから、まき溝を1~2㎝深さに切る。
種子量は春まきと9月中旬以降では10㎡当たり40ml、8月下旬から9月上旬までは、60mlとし、温度が25℃以上の場合は芽出しまきとする。
芽切りの要領は、種子を布袋のまま、良くもんで洗い、涼しい場所に2日程度おくと芽切って来るので、余分な水分を取り除き種をまき、1㎝程度土をかけ、目の細かいジョロで灌水しておくと3~5日で発芽してくる。


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3.間引き・追肥

本葉2~3枚になったら奇形葉や小さいもの、根元の白っぽいもの等を重点に5㎝感覚程度になるように間引いてやる。
この時、佐世保野菜配合を10㎡当たり500g施し、除草を兼ねて軽く中耕しておく。

 

 

4.病害虫防除

べと病の発生に対しては、アリエッティ水和(1500倍)を散布する。
アブラムシの防除にはDDVP乳剤1000倍を散布する。


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5.収穫

草丈が25㎝程度になったら、順次収穫する。
ホウレンソウは、若採りすると甘味に乏しく栄養価も落ちるので適期収穫をする。