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 JAの購買事業は、組合員に良質の肥料、農薬、飼料等の購買品を安く安定的に供給することを目的として、組合員から予約注文を受けた購買品をスケールメリットを生かしてメーカーと交渉して仕入れ、安定的に組合員に供給することを使命としています。 この目的達成のため、現在もJA全農やその他商社と連携して効率的に事業展開していますが、これに加え、地域の量販店等にも 「負けない価格」を設定し、1円でも安い農業資材価格で農業所得の増大につながるよう平成22年度から取り組んでいます。 平成29年12月8日に、それらの取組状況について生産部会代表者やJA全農および系統メーカーを交えて協議検討する「肥料農薬専門部会」を開催しましたので、今回はその内容をお知らせいたします。(第3弾) 負けない価格、ライスセンターの機能再編計画JAながさき西海の自己改革〜協同で農と地域が輝く未来へ!〜〜 協同で農と地域が輝く未来へ! 〜良質な購買品を低価格で!! 12月8日に開催された「肥料農薬専門部会」は、各地区の営農推進協議会会長、主要な生産部会の部会長、JA全農と系統メーカー担当者、当JA役職員など42名が参集し、肥料農薬、園芸資材情勢の確認や農業所得増大に向けたJA全農の取り組み、当JA独自で実施している管内ホームセンターの肥料・農薬価格の調査結果が報告されました。 平成22年度から実施している「負けない価格」は、主に肥料・農薬をターゲットに、JA職員が管内ホームセンター各店に出向き小売価格を調査、店舗毎の価格とJA当用単価・予約単価を一覧比較のうえ購買品供肥料農薬専門部会 JA全農では次の項目について取り組みを進めています。  肥 料  県別に一般高度化成、一般NK化成の銘柄集約案を策定。  農 薬  「ジェネリック農薬」の開発に向けて原体製造コスト情報等を収集し候補剤を選定。 開発に着手。  段ボール  全国標準パレット寸法を基準に3品目の標準段ボール規格を設定、規格集約に向け協議。JA全農の取り組みJAの肥料農薬は「負けない価格」特別連載企画(1)(2)(3)給価格に反映する取り組みです。 平成29年12月時点では、一般小売価格を確認できたものから、 ●肥料 13品目中11品目、 ●農薬 146品目中146品目が、一般小売価格とJA供給価格が同等またはJA価格が安いとの調査結果を得ました。 また、各ホームセンターによる予約販売価格も同様に調査検討を行い、多くが同価格または安価であることを確認しました。 いよいよ平成30年産の作付に向けた集落座談会と「営農ごよみ」配付が行われます。組合員の力が購買品の予約注文によって結集し、更に価格に反映できますので、組合員の皆様の積極的な購買事業の利用をよろしくお願いします。101

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