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 組合員が生産したコメを荷受し、乾燥・製品化する「ライスセンター」(以下RC)は主食用米の作付減少等から平成14年度との比較でコメ集荷数量は約3分の2に落ち込み、今後はさらに減少すると想定されます。 また、多くのRCは建設から数十年が経過し、施設維持のため多額の費用を要していますが、コメは最重要基幹作物であり生産のためには必要不可欠な施設です。 このことから、組合員の利便性と集荷効率維持の両立を目的にRC機能再編を進めてまいります。 具体的には、各RCの設備能力や立地条件を考慮し、農業倉庫が隣接する志佐RC、西田原RC、柚木RC、離島地域は福島RC、小値賀RCを基幹RCとして、他RCは荷受から乾燥調製までを行う拠点 「RD※1」に機能変更します。さらに乾燥後の籾は基幹RCにフレコン※2で横持運送します。 これにより、組合員の生籾搬入負担をできるだけ増やさず効率のよい集荷体制を維持するとともに、更には次世代RC構想に繋げるものです。当JAが進めるRC機能再編は(表1)のとおりです。ライスセンター機能再編計画(表1)グループ単位によるライスセンター機能再編計画※1 RD Rice Drying facilityライスドライングファシリティの略。「コメ乾燥施設」の意。※2 フレコン フレキシブルコンテナバッグのこと。(イメージ参照)111(フレコンのイメージ)

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