きゃもん2018年2月号
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ここがポイント!先取り!農作業先取り!農作業家庭菜園 栽培テクニッククク家庭菜園栽培テクッ家庭菜園 栽培テクニック栽培テク家家庭庭菜菜園 栽栽培培テテククニッニックック家庭菜園 栽培テクニック堆肥を使うとどんな効果があるか 野菜づくりの成功のポイントは良い土づくりにありますが、そのための第1条件は、畑に地力をつけることです。このときに大切なのが堆肥です。堆肥には肥料の三大要素のほかに微量要素が供給される効果があり、増収、品質の向上、収穫の安定などの利点は大きい。堆肥の連用によってふかふかな通気性が豊かで保水性、排水性など土壌の改良がすすみ、安定した作物を栽培する基礎ができあがります。堆肥を作ってみよう 堆肥の材料としては稲わら、落ち葉、枯れ草、家畜ふんなどの有機質資材が必要ですが、その材料は身近にたくさんあります。庭の落ち葉や雑草、台所から出る生ゴミに至るまで、分解するものなら何でも堆肥資材になります。 堆肥づくりの基本は、これらの材料に含まれている糖類やタンパク質を、微生物の働きによってよく分解させることです。そのためには微生物が働きやすい条件を上手に作り出すことです。そこで大切なのは「水と空気のバランス」微生物の体を構成するタンパク質のもとになる「窒素成分」です。 作り方のコツは、堆肥資材に水と窒素源(油かす、米ぬか、鶏ふん、硫安肥料など)を加え、適当な酸素量となるように足で踏み固めることです。実際には材料を30cmほどの厚さに積み、水と窒素源を与えて踏みつけ、さらに2層、3層と積み上げます。雨を受けると水分過多になり、また肥料成分が流失するので、シート等で覆い、発酵を待ちます。その後2~3回積み直して均一に腐熟させ、黒ずんで砕けやすくなったら、良い堆肥の出来上がりです。完熟堆肥を使おう 未熟な堆肥を畑にいれると、細菌や糸状菌が急激に増え、その呼吸ガスや代謝産物が作物の根に障害を与えます。完熟堆肥とは分解するものがなくなり肥料成分が無機化して、作物が吸収できる状態になっているものをいいます。作物には障害を与えない安心して使える完熟堆肥を使いましょう。【全体運】注意力が散漫になり、思わぬミスを連発しがち。慣れている作業ほど慎重に確認を。運気回復には掃除が効果的【健康運】のんびり過ごすことで、体調に好変化が【幸運を呼ぶ食べ物】カラシナ112堆肥を入れて、健全な土作りにつとめましょう!!

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