きゃもん2018年3月号
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ここがポイント!先取り!農作業先取り!農作業~春蒔き野菜の管理~~~の管理の管野菜の野春蒔き~春蒔き~~春春蒔蒔きの管理の管理~き野野菜の菜のの管管理理~~春蒔き野菜の管理~○トマト 日光がなければ甘くなりませんので、日当りと風通しが良い圃場を選び、水やりは控えめに行いましょう。定植後の温度は15~26℃を目標に管理を行って下さい。トマトは何度も脇芽が出て、1株の果実の大きさや甘さ等に影響しますので、週に1度は脇芽の管理を行いましょう。風害で主枝が折れる場合もあるので、その時のために1番上の枝から出てくる脇芽は主枝候補として残しておくと良いです。 キュウリは夏を代表する野菜で、病害虫に強く低温期の成長も良いです。適温は18~28℃です。他の果菜類と比べると生育が早く、開花後10日程で20cmくらいの大きさになり、その頃が一番美味しく収穫適期です。また、最盛期になると1日3cm以上も成長することもありますので収穫遅れが無いように注意が必要です。 暑さに強い野菜で病気や害虫にも強く、育てやすいのが特徴です。生育適温は25~30℃のため、低温や霜に弱く、10度以下になると生育不良になります。また、オクラの種は固いので発芽しやすように、一晩水やぬるま湯につけておくと発芽率がいあがります。オクラは丈夫な野菜なので初心者でも比較的簡単に栽培が行えます。 家庭菜園でも難しいと思われがちですが、コツを掴めば長く収穫ができる作物です。適温は25~28℃で暑さには強いですが、乾燥には非常に弱いため敷きワラをするなど乾燥防止に努めましょう。また、肥料切れを起こしやすいので定期的な追肥が必要になります。収穫期を長くするには、夏に葉を2枚ほど残し切り戻しを行います。切り戻し後1か月もすると、再度開花・結実し10月上旬まで収穫が可能です。○キュウリ○オクラ○スイカ 夏の主役スイカは大玉種と小玉種があり、本葉4~5枚で茎が太い苗を植えましょう。温度管理は日中28℃程、夜間は15℃以上を保つように管理を行って下さい。確実に着果させるために人工授粉を行いますが、花の寿命が短いため晴天日の午前中に行って下さい。受粉後、40日前後で収穫を迎えるので受粉後は日時を記入したラベルを付けておくと、収穫までの管理がしやすくなります。○ナス 春蒔き野菜の作付前に考えておきたいのが連作障害についてです。連作障害は作物の種類によって症状の違いがあり、生育がひどく阻害されるものや生育不良になるものもあります。【全体運】レジャー運が活性化。旅行や飲み会の企画を立てれば、役得が期待できそう。観劇も良い刺激を受けられる気配【健康運】暴飲暴食に注意。規則正しく食事をして【幸運を呼ぶ食べ物】パセリ 春に植える野菜は夏に収穫するものが多く、実がなるものも多いので収穫が楽しいのが魅力です。 気温も上昇して暖かくなってきますが、まだ遅霜の心配もあるので、早植えに注意しましょう。○連作障害・接ぎ木苗を用いる・圃場に植える作物を計画的に回す・薬剤を用いた土壌消毒等の方法がありますが、基本は良く耕された地力の高い土づくりと作付の期間を考えることが重要です。~連作障害を防ぐには~113

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