きゃもん2018年7月
10/20

 JAながさき西海は、自己改革を組合員との対話で強力に進めることを目的として、平成29年度から営農経済事業改革実践協議会を設置、第4次中期経営計画の「農業所得の増大」の取組計画に基づき、進捗状況の報告と協議を行っています。 今回は、平成30年5月25日に開催された同協議会で出されたご意見の一部と、今後の取組み方針について掲載いたします。  開催日 平成30年5月25日(金)     午前10時〜12時 場 所 JAながさき西海本店 主な出席者  ・各地区営農推進協議会長  ・主要品目の生産部会長  ・専門委員会委員長  ・常務理事、関係職員(第9弾) 営農経済事業改革実践協議会、信用事業検討委員会JAながさき西海の自己改革JAながさき西海の自己改革〜協同で農と地域が輝く未来へ!〜〜 協同で農と地域が輝く未来へ! 〜第3回営農経済事業改革実践協議会特別連載企画Q.JA肉用牛肥育施設(以下FL)3月末決算が赤字になっている。  JA肥育施設だけでなく肥育農家も大丈夫か心配。今後の肥育牛経営について畜産部はどのように考えているのか。A.28年度のFL収益は1億2千万円の黒字でしたが、29年度は素牛価格の上昇と枝肉価格の下落で約7千3百万円の赤字となりました。   近年の肥育牛経営は素牛価格の負担が大変大きくなっています。それらを乗り切るため、生産技術の向上や飼料の見直しなどあらゆる角度でアプローチを行い、肥育農家の所得増大に向け、和牛肥育部会一丸となって取り組みます。Q.新品種「なつほのか」に対する今後の取り組み方や地区ごとの対応方法について説明願いたい。A.「なつほのか」は将来有望視されている品種で長崎県の奨励品種にもなっています。今年度は各営農経済センター管内約60町歩で試験栽培を実施します。県北地域に合った品種ということになれば、平成31年1月の営農座談会で種子の取りまとめを行い、32年産から本格栽培するよう計画中です。Q.アスパラガスやブロッコリーなど生産部会の再編統合が進むが、集出荷や販売体制など十分対応していただきたい。A.農産園芸部門では、生産部会再編・連携により、振興主要品目の第3回 営農経済事業     改革実践協議会(肉用牛肥育経営について)(水稲「なつほのか」について)(生産部会の再編統合について)仕向けの一元化、共同選果による出荷経費削減、需要に則した安定計画出荷による有利販売に向けて取り組んでいます。集出荷や販売体制についても十分検討しながら取り組んでまいります。  また、管内広域での生産部会運営が必要となる面もあることから、インターネット会議環境の構築に向けた取り組みも進めています。様々な方法を活用しながら円滑な組織運営を行います。【全体運】自分の考えや価値観にこだわり、停滞を招く暗示。柔軟性を発揮して、耳に痛い意見ほど現状打破に役立ちます【健康運】食生活の乱れを正せば、好影響が期待大【幸運を呼ぶ食べ物】ナス107

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る