本日はお忙しい中ご出席いただき、今回の新春対談ができることを心よりお礼申し上げます。新春対談というかたちで、現在JA自己改革の中で進めております「部会統合」をテーマに対談を進めて参りますが、部会とJAは一心同体となり成果を挙げていかないとならない立場にあります。いかに農家の皆様の所得を上げれるかというところが大きな責任になると思いますので、各生産部会長からの忌憚のないご意見とご指導を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。【開会あいさつ】JAながさき西海 松田組合長※自己改革の中で取り組んだ生産部会の再編統合についての説明が本山営農部長より行われた。 平成30年3月7日に統合し、販売先を東京青果と大阪北部中央青果へ数量の傾斜配分を行い、数量を増やすことで、高単価が実現できました。品質の統一を図るために有機肥料の選定を行い、商品力を上げていきたいと検討しております。 来年度は部会員の生産意欲など、意識を変えていきたいと思っております。また、肥料の比較試験栽培を行い、先々は肥料を統一し、どのアスパラガスを食べても揃っておいしいものを作っていきたいです。アスパラガス部会 前川部会長 有機質肥料の優位性はかなり浸透してきております。31年に試験を実施し、結果を生産基準に織り込んでいきたいと思います。JAながさき西海 本山営農部長 統合はしていませんが、平成30年産より販売の一元化を行い、有利な販売チャンスを逃さないよう市場企画の相対販売に対応していきたいと考えています。また、後継者不足の問題などがある中、平戸市では若者のいちご農家への就農が多く、平戸市の支援・助成によるものが大きい。このような助成があることを広く広報してもらいたい。いちご部会 横田部会長 来年31年度を目処にさせぼ地区かんきつ部会と松浦地区かんきつ部会の解散総会と設立総会を検討しております。そこで今年一年間を部会統合への移行期間とし、参加できる会議や研修、取り組みなどを両部会員で行います。 1月には剪定講習会を行います。させぼ地区と松浦地区のかんきつ部会役員が二日間にわたって、互いの地区に出向いて説明をする予定です。 今後の課題としては、会議が年間40回以上ある中で、広範囲の移動を避けるためにネット会議の導入を検討しています。させぼ地区かんきつ部会 古川部会長 ネット会議の検討をしているようですが、現在当JAではネット会議が使用できる状況であります。本店、畜産部、柑橘課や営農経済センター、離島支店などでの活用が可能なので、移動費や労力の無駄を省くためにもネット会議を活用して頂きたいと思います。JAながさき西海 山村企画部長5
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