きゃもん2019年1月
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 部会を統合し、ロットを集約することが、生産者の所得向上に繋がることは理解しています。しかし、課題もありまして、一つ目は氷についてです。市場にブロッコリーが並んだ時に、氷が溶けてなくなっているので、そのようなことが無いように対処してほしいという事でした。運送会社が収集する時に、予冷では無いために氷が溶けているのではないかと予測できますのでどうにか話し合いを進め、解決していきたいと思います。 そして、大阪北部中央青果から、品種の希望を頂きましたので、部会で検討して行きたいと思います。ブロッコリー連絡協議会 山口会長 氷の問題については、氷詰めの方法が悪いために、氷が溶けているようです。なので部会と充分な協議を行い、有利販売に繋がるのであれば、氷の入れ方を検討して行きたいと思います。また、新しい冷蔵庫の導入が必要であれば検討していきます。JAながさき西海 松田組合長 若手農家には今後、新しいやり方で農業を発展させてほしいと思っております。そこに我々が技術継承を込めて若手に伝えていかないといけない。 また、直売所へ出荷する際に、JAを通して出荷するのも一つの方法であると思います。水稲部会も現在は部会を統合していこうという話が出ています。販売力JAながさき西海 浦田専務  させぼ西海菊出荷組合は、販売量の増加による物日の予約販売に着手し、有利販売を目指しています。また、品質の平準化への取り組みとして定期的に現地検討会を行っています。 農業情勢に合わせて、様々な品目の花が増えています。市場から評価の高い「アスチュルベ」「スモークグラス」などの生産者は元気が良いです。なので個人販売としてではなく、有望品種として生産者に紹介し、増やしていきたいと考えております。また、販売力の弱い品目もありますので、販売力のある品目を試験的に作って頂いて、品目転換を促していくことも必要かと思います。西海の花連絡協議会 石本会長 個人よりも、組織の中で栽培し販売まで行う方が利益を生むようであれば、協議会で判断して頂き、試験栽培等も行い、規模の拡大に貢献してほしいと思っております。JAも全力でサポートいたします。JAながさき西海 本山企画部長 かんきつ部会は肥料等を全て統一しています。それこそが品質を統一し、ロット販売が実現できるのだと思います。この体制を全部会が目指して実現できれば農家所得の向上に繋がるのではないのかと思います。JAながさき西海 山本常務 アスパラガス部会では他部会と比較しても非常に高齢化が進んでいる現状にありましたが、平戸市の新規就農体制やハウス建設の助成等にお世話になり、若手の就農も進んでいます。平戸市のような助成制度を全国的に広報して、就農意欲を促進できないかと考えています。アスパラガス部会 前川部会長  直売所はブロッコリー需要が高く、生産者は価格によって直売所に出す人、出さない人がいます。共同出荷がいかに大切か、JAがいかに大事かを理事の皆様にはもう一度生産者に伝えて頂きたいと思います。ブロッコリー連絡協議会 山口会長 6

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