きゃもん2019年4月号
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機械を作動させる部会員ミカンマルドリ栽培全国最大53ヘクタール展開牡牛座 4/20~5/20【全体運】とても活気があり、新しいことを始めるチャンスです。積極的に動いて吉。環境改善に力を注ぐのも幸運【健康運】小まめに動くことで、体調が上向く兆し    【幸運を呼ぶ食べ物】イチゴ地域に密着!地域に密着!『営農経済センターニュース』『営農経済センターニュース』 JA管内にある佐世保市針陽地区の温州ミカン園地で、全国最大規模の53・3haでマルドリ栽培(マルチ・点滴かん水同時施肥法)が始まります。これは、従来のマルチ栽培に点滴かん水を組み合わせた技術。同地区では、自動かん水のため、水やりの手間がかからず、農家は栽培管理に専念できます。かん水と同時に液肥をまけば、肥料代の削減も期待でき、設備はJA部会の27戸で土地改良区をつくり、共同管理し、気候変動に負けない園地を目指します。 今年は整備を終えた約20ha超で運用を始めます。2020年3月までに全園地での工事が完了する計画です。マルドリ栽培は和歌山や福岡などで導入が進むが、農研機構によると「53haは最大規模」だということです。 今後は使う肥料、マルチを敷くタイミングなども針陽土地改良区が県試験場やJAなどと議論しながら進めていく予定です。農家で、同改良区の田中芳秀理事長は「温暖化が進む中、かん水対策は良品づくりの絶対条件。マルドリでかん水の心配が身になる野菜栽培講習会開催関係者を交えての野菜講習会 JAながさき西海北松営農経済センターは、多目的の野菜を周年出荷する為に、地方創生プロジェクト登録者向けの野菜栽培講習会を開催しました。 同センターは、2年前から、地元市場、地場スーパー、JAが協力し地方創生プロジェクトを立ち上げ、野菜の出荷を行っています。生産者が直接価格を決め、集荷所からの配達を市場が担っています。 講習会には、生産者、地元市場、地場スーパー、JA、関係機関が集まり、タキイ種苗㈱九州支店から講師を招き、果菜類を栽培するうえでのポイントなど講義がなされました。 また、佐世保地方創生プロジェクトチームの長崎県立大学経済学部経営学科の学生30名が、一次産業の振興、生産者所得向上のために取り組む「農サポ」および「集荷ビジネス」の活性化について考え、生産者、集荷所、販売店、事業全体について調査を実施することが紹介されました。させぼ南部北松北松なくなれば、品質の底上げにもつながる」と話しました。  日本農業新聞掲載4

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