きゃもん2019年4月号
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家畜への感謝 畜魂祭を行う様子双子座 5/21~6/21【全体運】人との調和を大切にすることで、誰とでも円満な関係を築ける期間。余暇はお芝居やミュージカル鑑賞がベスト【健康運】肩の力を抜くと、運気アップの呼び水に    【幸運を呼ぶ食べ物】キクラゲ種子生姜出荷協議会開催 JAながさき西海北部中央地区生姜部会(尾崎一二部会長)は、種子生姜の出荷協議会を開きました。 同部会は15戸で約1haを栽培。品種は長崎1号と土佐系の2品種。11月中旬から収穫・貯蔵を行い、翌年3月下旬から4月中旬にかけて種子生姜として県下はじめ関東方面へ出荷されています。 今年度産は夏場の干ばつにより厳しい生育環境でした。また生姜は寒波による貯蔵中の品質低下が懸念されますが、暖冬の影響により大きな被害はありませんでした。 出荷を迎えるにあたりJA担当者は「毎年貯蔵量以上の注文が入る。部会の長い歴史と信用の賜物だと思うので、信用を落とす事が無いよう最後までしっかり販売したい」と話しました。 出荷は4月中旬頃まで行い約10tの出荷を予定しています。いちごパック詰め作業の様子貯蔵した生姜の品質確認を行う部会員と担当者 松浦営農経済センターは、敷地内にある畜魂碑の前で畜魂祭を催し、家畜の魂を鎮める儀式を行いました。 各関係機関や和牛繫殖部会代表者、JA役職員など50人が参列し畜魂碑の前で仏事が厳かに営まれました。 畜魂祭は、飼育・出荷され私たちの生きる糧となった家畜に感謝し。その魂を鎮め畜産農家の無事と繁栄を祈願して、毎年この時期に行われています。 参列者はお焼香をして、その霊を慰めるとともに、今後の畜産業の発展を願いました。 JAの浦田啓四郎代表理事専務は「県北地域は和牛の産地であり、農業振興を進めていく中で欠かせない基幹作目である。2022年に第12回全共鹿児島大会でも上位を狙えるよう、安全・安心で良質の和牛生産を目指し、担当・畜産農家が一丸となって取り組んで行こう」と挨拶しました。いちごパッケージセンター稼働松浦地区畜魂祭厳かに行われるさせぼ北部させぼ北部平戸平戸松浦松浦 JAながさき西海平戸地区いちご部会は、2月下旬より今年度のパッケージセンター運用を開始しました。同部会では、生産農家に代わりいちごのパック詰めを代行するパッケージセンターを導入し今年で4年目。作業負担軽減と収量確保による所得増大を目指します。 今年度の共同選果利用予定農家は11戸で、昨年より1戸増加となりました。利用者は「出荷ピーク時の疲れが減り栽培管理に時間が回せるようになった。出荷時期を延長できるようになった」と話します。平成29年産の作業員1人の1時間当たりの処理パック数は、最盛期の4月期は15.5パック。今後は選果経費を抑えるために時間当たりのパック数を上げる必要があり、今年度は18〜20パックを目標としています。今後は作業効率を上げるためにいちご用フィルム梱包機「ベリーパッカー」を導入する予定。また過熟果、不受精果等の出荷できない果実が混在すると選果スピードが低下するため、生産者の持ち込み方を徹底し作業の効率化を図っていきます。5

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