きゃもん2019年9月号
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生育状況を確認する部会員ら(平戸市朶の原町)夏芽アスパラガス現地検討会開く牡牛座 4/20~5/20【全体運】不安を抱きやすい傾向があります。深刻に考え過ぎず、気楽に構えましょう。気晴らしにハイキングに出掛けて【健康運】小まめに体を動かせば、より健康体に    【幸運を呼ぶ食べ物】サバ地域に密着!地域に密着!『営農経済センターニュース』『営農経済センターニュース』 JAながさき西海アスパラガス部会平戸支部は8月22、23日の2日間、各部会員の圃場にて現地検討会を開催。生育状況、病害虫発生の有無などを確認しました。  7月の猛暑によりアスパラガスの株疲れが生じており、今後の増収対策として、灌水管理の徹底、換気や寒冷紗を活用した下温対策、病害虫防除の確認を行いました。9月からはアスパラガスの養分転流の時期に入る為、有機肥料を中心に追肥し、細根を増やす発根剤を積極的に取り入れるよう呼びかけました。 出荷したアスパラガスは平戸集荷セン販売高1億円達成/ハウスナス単収15トンを超えて表彰される部会員 JAながさき西海ハウスなす部会では平成30年産の出荷を終了し、販売数量300t(前年比112%)、販売高は1億3百万円(前年比103%)を達成しました。 増収となった要因は、生産する品種に単位結果性品種「PC筑陽」を本格導入したことです。昨年までは「PC筑陽」を2割導入し、本年産は8割導入まで拡大し生産強化を図りました。ホルモン処理を不要とする「PC筑陽」は、着果数も増えホルモン処理に係る労力削減分を薬剤散布や肥培管理等の作業管理が強化できたことで増収につながりました。 これまで単収15トンを超える生産者が1〜2名程度でしたが、本年産は3名が単収15トンを超え、他の部会員も軒並み増収しました。 当部会は2日、取引市場や関係機関を招いて総会や出荷反省会を開き生産販売の協議を行いました。また多収穫コンクール表彰も実施され、最優秀賞に八木正則夫妻、優秀賞に福田征範夫妻と八並究夫妻が受賞しました。 JA担当者は「課題はまだ山積している。次年産は平準出荷ができるよう肥培管理を強化し、更なる増収につなげたい」と話しました。させぼ南部させぼ南部ターで等階級別に分けられ関西市場を中心に10月末まで出荷が続きます。出荷目標45トンに対し、現在35トンを出荷しており、JAの前川朱莉指導員は「アスパラガスはすぐに回復する野菜ではないので、毎日の基本的な管理を徹底し出荷目標を目指していきたい」と話しました。平戸4

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