きゃもん2019年11月号
13/16

水瓶座 1/20~2/18【全体運】環境改善に力を入れることで、うれしい変化が期待できます。大胆なイメチェンにトライするのも幸運の呼び水に【健康運】プレッシャーを感じがち。ストレッチ吉    【幸運を呼ぶ食べ物】そばさせぼホールたより 最新の統計が出ている2017年の日本全体の婚姻数は60万6866組。その内、「披露宴・披露パーティー」を行った方の割合が約55%。挙式のみの方が9%。親族中心の食事会の方が17%。衣裳を着て写真を撮った方が4%。合わせると全体の約86%の方々が結婚に際して記念のセレモニーをされている様です。 これも時代と共に移り変わっており、大規模な結婚式(披露宴)に重きが置かれた親世代から《二人の記念(記録)・誓い(決意)・周りへの感謝(お披露目)》の大事な部分を残しつつ、現在では﹇祝い﹈が細分化されていると感じます。 今回は、そんな全国60万組の様々なお祝いの中での、60万分の2のお話。そして、させぼホールにとっては大事な2つの結婚式を紹介します。 令和元年の梅雨の晴れたある日曜日に、その結婚披露宴は行われました。おふたりのご都合上、両家のご家族だけを招待し『お食事会』形式にて施行致しました。 実は、この日の一週間ほど前に妹様からある『DVD』をお預かりしました。お二人には「中身は内緒」との事で。 当日を迎え、若干緊張の中にもご挨拶から親族の紹介を軽く行い、シャンパンにて乾杯を行いました。 約三十分程度時間を置き、お酒と食事が和やかに進むなか、新郎父がおもむろに『子供達に花火代!』と言ってぽち袋をやさしい笑顔で直接手渡しをしていました。子供達は訳も分らないまま、『ありがとう』を述べ、親たちも合わせて『ありがとう』を添えていました。 ひと通り配り終えた後、新婦の妹より『実は・・・』と言ってDVDを皆様に披露しました。そこには、新婦の職場の皆様より『歌のお祝い』がありました。本人にはばれない様に仕込んだ傑作でありました。それを見た新婦はもちろん、お父様もハンカチを手にして嬉しそうに画面に見入っていました。お父様に少し感想を聞いてみたら『娘がちゃんと職場で愛されて仕事をしている事に感動しました』と話されました。 感謝・感激・感動に「規模の大小」や「世間体」は関係無く、『やっぱり結婚式は素晴らしい宴だ!』と強く感じた『ある日のさせぼホール』でした。 毎年一回以上ご利用いただいている、とある協会の会長であり、私どもとの打合せで何時も気さくにお話くださる幹事様がふらっとフロントに来られます。(いつもの御予約には随分早いお越しだな)と思いながらもお話しを聞くと、職場の部下が今年入籍をしたが結婚式をする予定が無い。だから職場でお祝いをしたいとの事でした。 会場を選んでいただいた事に感謝しつつ打合せを進めます。日時・ご参加人数・ご予算・会場装飾(オプション)の有無などなど。 「一ヵ月後の十八時から」、「15名前後」で、「一人五千円に飲み放題も消費税も含んで」、「横断幕は別料金で用意をお願いします」。協会のご宴会の内容をベースに打合せはスムーズに進みます。横断幕の内容もご持参済み(流石です!)。[横断幕におめでとうございますも入れて良いですか?]とお尋ねすると、「いいですね、お任せします」の言葉が嬉しかったのを覚えています。 当日を迎えて、会場の準備を進めて行きます。(新郎新婦の椅子はせっかくなので婚礼用に換えて、円卓の中央にはフロントに飾っている花を置こう)。会場を飾る特別な料金はいただいておりませんが、過剰サービスにならない範囲で手間隙かけて清掃の目配りをして。当日お会いするまで顔も知らない新郎新婦や幹事やゲストの方が、ちょっとでも特別な空間と感じて貰えればと願います。主役のお二人とゲストの方々が楽しく過ごせる時間と空間の提供が私たちの仕事です。後は、お越しになられたら元気良く! 「本日はおめでとうございます!」『ある日のさせぼホールのおはなし・・・』『ある日の一つの披露宴のおはなし・・・』13

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る