きゃもん2020年4・5月合併号
15/16

立派なアスパラガスを栽培します。堀本 風雅さん(79歳)佐世保市木原町ほりもと  みやびまだまだつぶや記 長崎県は人口減少が47都道府県の中で7番目に、九州内では1番激しい現状があります。原因の一つに進学、就職する約半数の若者が県外に流出しているからだと考えられます。 今月号の表紙で紹介させて頂きました小値賀町の松﨑さんご夫婦。元々は福岡県で働かれており、約12年前に地元小値賀町で畜産農家として帰郷され、日本農業賞を受賞されました。本当におめでとうございます。松﨑さんご夫婦のように、地域に適した情報を収集し、多くの知識を駆使することで、離島という厳しい条件を乗り越え、日本農業大賞を受賞されたことは、長崎県で日々仕事に打ち込む私たちに希望を与えてくださいました。 人口減少が激しい長崎県だからこそ、若者の活躍が重要で、都会で仕事をする若者より重宝されます。今年入組する9名の新採用職員には、地元に貢献できる誇りを胸に、若い力で「農業を元気に」「地域を元気に」「JAを元気に」して頂ければと思います。 また、自分自身も松﨑さんご夫婦の活躍に感化されながら、4年目の広報担当として、皆様に農業の魅力やJAのことを周知できるよう編集に取り組んで参りますので今年度も宜しくお願いします。 平成7年にアスパラガスの生産を始め、今年で25年目を迎えます。 アスパラガスの生産を始める前は露地野菜を中心に生産を行っていましたが、信頼するJA営農指導員から強い勧めを受け、「お前がそこまで言うならと」覚悟を決めて施設を建設し、地域の仲間とともに組織を立ち上げアスパラガス生産を始めました。 生産開始から2年目で私たちの産地が県内1位の単収をあげたことが新聞にも大きく取り上げられ、また生産開始8年目には長崎県農業賞の知事賞を受賞するなど、地域へアスパラガスを普及する取組を仲間とともに頑張ってきました。 今でも味にこだわり、有機肥料を中心に栽培を行い、「美味しい」と言われる言葉が活力になっています。 昨年ケガをしたキッカケでやむを得ず水稲生産をやめましたが、アスパラガスは軽量作物な上、作業も軽いため続けられていますし、何よりも収入が安定していることが魅力です。 今後も大きなケガをせず、出来るだけ長くアスパラガスを作り続けたいと願います。頑張っとるバイ!宮本 碧波くん(9ヶ月)みやもと あお ば松浦市星鹿町(父) 政樹さん(29歳)(母) 美穂さん(29歳)健康で、誰にでも優しく出来る男の子に育って欲しいですね。お父さん・お母さんから 「碧」と言う字を付けたいと思っていました。政樹さんと美穂さんお二人とも海が大好きなこともあり、海にちなんだ波の文字を一字入れ「碧波」あおばと名付けました。「みんなを愛し、愛され海のように心が広くやさしい人になってほしいと願い」付けました。 あおちゃんは、人見知りをしない笑顔のかわいい男の子で、毎日元気に保育園に通っています。 お家でもおとなしく、手がかからなく、お気に入りの笛のおもちゃを上手に吹いたりして過ごしています。 「何にでも興味を持ち口に入れる事や、つかまり立ちが出来るようになりましたが、ちょっとした段差などが心配」と話してくれました。 御両親仲良く協力して、愛情を沢山そそがれています。~我が家の宝~きゃもんベビー企画部 総合企画課      黒田 龍之介

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る