きゃもん2020年8月号
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蠍座 10/24~11/22【全体運】頭を悩ませていた問題が解決の兆しを見せています。諦めずに話し合いの機会をつくって。味方が現れそう【健康運】手軽な運動を毎日続けるのが大事です    【幸運を呼ぶ食べ物】カマス 北松浦郡佐々町で6月12日にスマート田植機の実演会が開催されました。最先端技術を駆使して農作業を効率的に行うスマート農業を推進するために、今年の4月20日に設立された「佐々町スマート農業推進協議会」が主催となり、JAながさき西海管内の米農家の水田で「直進アシスト機能付田植機」と「オート田植機(無人)」の実演がなされました。約100名の参加があり、農作業の省力化・軽作業化が図られることにより、担い手不足や高齢化の課題解消への期待が高まります。 農機大手ヤンマーが開発したスマート田植機は、人工衛星や基地局からの電波で位置を割り出すことで、ハンドルを握ることなく2、3センチのズレ程度で真っ直ぐに田植えを行うことを可能にしました。また、水田の形状に合わせて一番効率の良い苗の植え方を行うことから操縦者の省力化・軽作業化になるとともに、初心者が操縦しても正確に田植えを行うことができます。 JAながさき西海の辻勇典理事は「利用組合などで1台購入することによりコストを抑制し、農作業の省力化や軽作業化につなげるとともに、協力し作業することで団結力を深めていきたい」と話しました。 全国各都道府県の農業者代表が秋の宮中行事「新嘗祭」に献上する新穀を生産する宮中献穀田に選出された松浦市今福町で5月30日、宮中献穀事業の一つである「御田植祭」が行われました。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、参加人数を制限し、神事のみの開催となりましたが、同市での宮中献穀事業は34年ぶりで、松浦市や同市議会、同市農業委員会、JAながさき西海ほか関係機関で構成する宮中献穀松浦市奉賛会会員ら約60人が出席しました。 令和2年度は同町木場地区の松本元行さんの水田を献穀田とし、松本さんら農事組合法人清流の里木場が長崎県産米「なつほのか」を栽培します。 宮中献穀は、明治25年に全国3府43県知事連署をもって新嘗祭における献穀を請願されたことが始まりで、長崎県からも毎年県内の農家から選ばれた献穀者が新穀を献上しています。また、地域農業振興策の一環として、米生産地としてのPRや稲作文化の継承等にも寄与します。 御田植祭では、今福町内の小・中・高校の生徒らが白衣装やかすり衣装を身につけた田男・早乙女となって献穀田まで行列を行った後、5月2日の斎田清祓・播種祭で播種され順調に生育した早苗を献穀田に手植えして豊作を祈念しました。 今後は8月に青田祭、10月に抜穂祭が予定されており、同奉賛会は宮中献穀に係る種々の行事の支援を行っていきます。松浦市で34年ぶり 宮中献穀田「御田植祭」松浦市で34年ぶり 宮中献穀田「御田植祭」スマート農業導入で農作業の省力化・軽作業化スマート農業導入で農作業の省力化・軽作業化営農行事手を放しても真っ直ぐ田植えを行うスマート田植え機献穀田に早苗を植える田男、早乙女役の生徒らマートス農業10

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