きゃもん2020年10月号
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 JAながさき西海とJA長崎県中央会は8月5日に旧吉井支店でさせぼ北部営農経済センター管内のいちご生産者39名を対象に個別面談会を開きました。JA、中央会、県北振興局の担当者らが参加しました。 いちごの個別面談会は今年で6年目となり、目標管理ができることから生産者の意識も高まっています。生産者ごとに簡易分析シート(販売実績・単位面積当たりの収入・収量をグラフにし見える化)をもとに令和元年産における部会での収量順位や、個人によって異なる現状や課題の解決策を県北振興局・中央会・同JA職員で模索し、話し合いながら令和2年産への栽培方針や重点事項を決めていきます。実績も徐々に表れてきており、課題を解決しながら収量があがってきた生産者も増えてきました。 面談した生産者は「自分の出荷実績をデータで客観的に分析でき、自分なりに目標を立てることができる。産地拡大に向け頑張りたい」と意気込んでいます。 同センターの里崎広和営農指導員は「面談を行うことで、指導側で気づけなかった課題を見つけることができることもメリット。課題解決が産地振興につながっていくので今後も毎年続けたい」と話しました。蠍座 10/24~11/22【全体運】上昇運です。結果は後から付いてくるので目の前のことをしっかりやっていきましょう。うれしい贈り物の予感も【健康運】質の良い眠りが健康の源。枕選びを    【幸運を呼ぶ食べ物】カズノコ JAながさき西海女性部させぼ地区針尾支部は、8月20日に同JA味噌加工施設にて令和2年度のみそ仕込みに励みました。 みそ仕込みは支部活動の定番行事で毎年秋に行われています。今年度は、支部活動が新型コロナウイルスの影響により中止になっていく中、みそ造りは必ず行いたいと部員からの要望があり充分な感染防止対策を行い例年より1ヶ月程早い仕込みとなりました。 みそ造りはさせぼ地区女性部12支部のうち、7支部がそれぞれの日程で仕込みを行い、米味噌・麦味噌・合わせ味噌を部員の好みで作り分けます。加工施設の圧力釜にて大豆を焚き上げ、麹、大豆、塩を混ぜ合わせ、ミンチ機にてミンチする作業までを参加部員が協力して行い、樽詰め、発酵作業は各自持ち帰り行います。現時点で4支部が米味噌165㎏、麦味噌180㎏、合わせ味噌135㎏の仕込みを終えています。残り3支部は9月以降に予定しています。 自ら作った味噌は、自宅での消費の他、家族や親せきに送られます。味噌造りを行った女性部員は「毎年この時期になると味噌を楽しみに待ってくれているので、頑張って作ります」と張り切った様子で笑顔を見せていました。味噌は発酵期間を経て11月に食べごろを迎えます。甘みとコクがあり女性部員一人ひとりの愛情の込もった手作り味噌は女性部員の家庭には欠かせない味となっています。令和2年度みそ加工はじまる令和2年度みそ加工はじまる性部女だよりみそ造りを行う女性部員ら面談を受け生産意欲を高める部会員(左)農業所得増大に向けていちご個別面談会開催農業所得増大に向けていちご個別面談会開催営農行事10

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