きゃもん2020年10月号
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令和2年産いちご「ゆめのか」始動牡牛座4/20~5/20【全体運】丁寧な作業が認められ、一目置かれるようになりそう。新しい技術を学ぶためセミナーなどに参加するのも吉【健康運】音楽鑑賞でリラックス。メンタルケアが大事    【幸運を呼ぶ食べ物】スルメイカ柚木トマト部会現地検討会生育状況の確認を行う生産者ら JAながさき西海柚木トマト部会は8月25日、管内のハウスを巡回し現地検討会を開催しました。部会員・市役所担当者・県北振興局・JA担当者ら16人が参加。現地検討会では各部会員のハウストマトの生育状況、病害虫の発生の有無等を確認しました。 同部会は、生産者6戸作付面積111アールで品種は「桃太郎グランデ」「桃太郎75」をメイン品種として栽培しています。柚木地区は標高250m以上に位置し、収穫開始頃より朝夕の寒暖差が大きく、トマトの養分転流に適した気候で、味の濃い美味しいトマトの栽培が可能です。今年産は7月10日以降からの定植となり、平年と同様に晴れの日が多いですが、雲雨天が続いた後の急激な晴天によるしおれ対策や、潅水や追肥などの肥培管理が必要になります。また、例年悩まされる尻腐れ果などの障害対策も徹底して行うように振興局より指導がありました。今後は9月に第2回の現地検討会と出荷協議会を開催、9月上旬に出荷開始を予定しています。 小川博則部会長は「これからも管理を徹底し、柚木トマトのブランド向上と安定出荷に取り組み、良い物を消費者へ届けたい」と意気込みました。させぼ北部地区させぼ北部地区させぼ北部地区させぼ北部地区▶株冷入庫を行う部会員ら JAながさき西海佐世保いちご部会は、令和2年度産いちご苗の定植を前に株冷入庫を行いました。一番の需要期である年内の収量向上を目指し、大果系で収量性のある「ゆめのか」の苗約10万本を株冷処理します。株冷(暗黒低温処理)は、通常8月中旬以降に15℃程度の冷蔵施設内で、15~20日程度苗を処理し花芽分化を促進する方法です。 「ゆめのか」は本県の気象条件下では頂花房花芽分化はやや遅く、株冷処理を行うことで収穫開始が早まり、クリスマス需要期に合わせた出荷が期待できます。8月24日から株冷処理するための苗搬入が始まり、JA倉庫(冷蔵施設)内に約15日間入庫し、花芽検鏡後に定植作業が本格化し定植のピークは9月10日頃を見込んでいます。 当部会は今年産も「ゆめのか」を全体面積5.5ヘクタールで栽培を予定し、年々株冷の比率は増えており、年内単収の記録更新に期待がかかります。地域に密着!地域に密着!『営農経済センターニュース』『営農経済センターニュース』4

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