きゃもん2021年7月号
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バレイショ収穫始まる牡牛座 4/20~5/20【全体運】用事は後回しにせず処理するのがトラブル防止の秘訣(ひけつ)。テレビやネットでは役立つ情報を入手できそう【健康運】関節を柔らかく保つストレッチを取り入れて    【幸運を呼ぶ食べ物】ツルムラサキ新たな予冷庫施設でブロッコリー共同選果スタート持ち込まれたブロッコリーを選果する作業員 JAながさき西海が令和2年度補助事業で新たに導入した松浦予冷庫施設で、5月中旬からブロッコリーの共同選果がスタートしました。 今までは各生産者が家庭選別、発砲容器詰め、鮮度保持の氷詰めを行っていましたが、選果や出荷にかかる農家の労力を削減し、安定的な出荷ロットの確保と品質の高位平準化を図り、有利販売につなげていきます。 松浦地区はブロッコリーの生産面積約32ヘクタールで、同JA全体の約55%を占める中心的な産地です。1戸当たりの作付面積も管内他地域に比べて大きく、今後の農業生産拡大には作業の省力化が課題となっています。 今回、集出荷施設を整備し新たな予冷庫導入で共同選果体制を確立しました。出荷調整作業の省力化により更なる作付面積拡大を図り、農家所得の向上を目指します。 春ブロッコリーの集荷は6月まで毎日行われ、生産者が収穫したブロッコリーをコンテナに入れて持ち込み、選果作業員がサイズ別に発砲容器に詰め、氷詰めして出荷されます。 同JA松浦営農経済センターの永田直行センター長は「共同選果体制により安定出荷、品質向上、労力軽減になり、ブロッコリーの生産振興にもつながる。今後も産地の生産力の向上を図っていきたい」と話しました。 同施設では、今後アスパラガスの共同選果の利用も計画しています。平戸地区平戸地区松浦地区松浦地区収穫が続くバレイショ JAながさき西海平戸地区管内でバレイショの収穫が始まりました。同地区は重粘土質の赤土のためバレイショ栽培に適しており品質・玉締まりも良いバレイショが収穫できます。令和3年産春作は、青果馬鈴薯部会、採種組合の生産者73人が約20ヘクタールを作付け、青果用と種子用あわせて出荷数量300トンを計画しています。収穫は6月中旬まで続きます。 本年産は、例年並みの12月中旬から1月上旬に定植し、生育については、1月に降雪を伴う寒波が襲来し、一部で寒害の圃場がみられたが、2〜3月の気温が例年より高く、適度に降雨もあったため生育は回復、玉肥大も良好です。 JAの担当者は「良質な平戸産バレイショをアピールし、より多くの消費者に届けていきたい」と意気込んでいます。地域に密着!地域に密着!『営農経済センターニュース』『営農経済センターニュース』4

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