きゃもん 2021年11月号
5/16

JAながさき西海佐世保いちご部会はを9月1日から始めました。検鏡はイチゴの苗の葉を取りながら顕微鏡で見て、出蕾までの葉数と花芽分化ステージを確認します。花芽が確認できないまま定植を行うと、栄養成長が盛んになり花芽分化が起こりにくくなります。逆に花芽が進んだ苗の定植を行うと生殖成長が盛んになり着果数の減少や成り疲れの原因となるため、この花芽検鏡の結果は定植時期や出蕾・開花・収穫の時期を予想する大切な作業です。イチゴ苗を持ち込んだ部会員らは苗の状態など情報交換をしながら、花芽分化ステージを確認し定植作業を行いました。JA担当者は「今年はお盆頃の雨で気温が低く移行したことから、例年より分化が早いようである。年内の収量が多くなり販売高増が期待できる」と話しました。させぼ南部営農経済センター管内では、9月初旬から金魚草定植を開始しました。昨年よりも定植本数20%増加の約10万本を定植する予定で、冬場に生産可能な品目として当JAでは産地強化を図っており、年々販売高は増加傾向にあります。この日は、4回目となる苗の受渡しを行いました。管内の金魚草産地は、定植期を分散し、摘芯栽培と無摘芯栽培を組み合わせることで11月から5月末までの長期間の継続出荷を可能としています。JA担当者は、「安定供給出来ていることが有利な販売につながり、安定価格が確保できている。特に、厳寒期は他産地の生産量が減少する中、当産地では出荷量が確保出来ている。この安定供給体制を産地の強みとして、更なる生産振興を強化したい」と話しました。コリー専門部では、8月上旬から始まった令和3年産秋冬ブロッコリーの定植作業が本格化しています。中心的な産地で、今年度は生産者35戸で秋冬、春合わせて約32ヘクタールの作付けを計画しています。品種は作型によってサマードーム、おはよう、グリーンキャノン、クリアなど数種類を栽培する予定です。が可能で、労力に合った栽培ができる露地品目です。同JAでは単収増加と作付面積拡大を推進し産地振興を図っています。また、長期安定出荷数量確保のため、栽培作型を分散して最大作付体系を形成し、有利販売につなげ、農家所得の向上を目指します。移植機械で植え付け、10月中下旬から出荷が始まります。変わってくるが、良質なブロッコリーを出荷できるよう定植後の管理を徹底したい」と話しました。JAながさき西海松浦地区蔬菜園芸部会ブロッ松浦地区は同JA管内でもブロッコリー生産のブロッコリーは8月〜10月、1月〜3月と定植定植作業は約10日間隔で行い、乗用や歩行型の生産者やJA担当者は「天候次第で生育状況が双子座 5/21〜6/21【全体運】見直し、点検は少し神経質かな?と思うくらい丁寧に。慎重さが好結果に結び付きます。伝統工芸品にツキ【健康運】何でもやり過ぎは禁物。運動も食事もほどほどに    【幸運を呼ぶ食べ物】レンコン苗の状態を確認する金魚草生産者植え付け作業をする生産者顕微鏡で検鏡する担当者(右)と生産者21年産イチゴの定植にあたり花芽検鏡させぼ北部させぼ北部地区地区させぼ南部させぼ南部地区地区松浦松浦地区地区              5イチゴ定植に向け花芽検鏡開始金魚草定植開始秋冬ブロッコリー定植作業本格化

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る