きゃもん 2021年年末号
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ここがポイント! させぼ南部地域では玉レタスの生産を盛んに行っており、県内の消費地に販売を行っています。 玉レタスは球状に葉が重なり合い、生で食べると味は甘みがあり、食感はパリパリとしています。クセも少ないため、サラダには欠かせない野菜として広く愛されています。レタスは冷涼な気候を好む野菜で、栽培環境の影響を受けやすい品目で、春と秋の気温が生育に適しています。また平均気温が10℃を下回る場合はマルチやトンネル等の保温資材を活用して栽培しましょう。させぼ南部営農経済センター濵 俊夫かん水したセルトレイに播種し、播種後は薄めに覆土し軽く鎮圧して軽くかん水しましょう。コート種子の場合は覆土せず、新聞紙を被せましょう。ポイント■日光には充分当てるが、高温になりすぎないよう換気に注意■夜に水分が多いと徒長の原因になるため、水やりは朝に行う。尚、レタスは「好光性種子」のため、種まきの際の覆土は極力薄くするように。土を掛け過ぎると発芽しにくくなります。植え付け3週間前に堆肥を、2週間前に石灰を入れて耕しておきます。ポイント■レタスは酸性に弱いので、土壌酸性度(pH)を適正に調整しておきましょう。pHは6.0〜6.5が目安です。レタスは、肥料が足りないとうまく結球しないので、元肥は基準どおり施用します。本葉4〜5枚の頃が、定植の適期です。(株間30cm・条間30㎝)■害虫被害防止のため定植前に殺虫剤の潅注を行いましょう。参考(殺虫剤:プレバソンフロアブル5、100倍希釈、0.5ℓ/トレイ)■定植後の管理レタスは温度や水分の変化に敏感なので、マルチをして急激な温度変化を緩和しましょう。■定植後、日平均気温が20℃以上で20日〜30日程度すると抽苔するのでトンネル被覆後は20℃以上にならないよう裾を開け換気しましょう。(真冬:5㎝、2~3月:10㎝内外)■マルチは土の跳ね返りを防いで病害防除に繋がり、多湿条件下で腐敗病の発生が多いため、葉球形成までに殺菌剤を散布しましょう。参考(殺菌剤:ヨネポン水和剤、500倍希釈)醗酵鶏糞醗酵鶏糞15kg15kgBMようりんBMようりん20kg20kgお求めは、お近くの営農経済センター・資材センターまで!※畑作では1〜2割減肥する。肥料名発酵鶏糞炭酸苦土石灰石灰窒素(N:21%)BMようりん野菜配合S361炭酸苦土石灰炭酸苦土石灰20kg20kg野菜配合S361野菜配合S36120kg20kg※水田裏作石灰窒素石灰窒素20kg20kgヨネポン水和剤ヨネポン水和剤500g500gプレバソンプレバソンフロアブル5フロアブル5500ml500ml基肥(㎏/10a)1,0001604040160蠍座10/24〜11/22【全体運】少し遠出をして行動範囲を広げると幸運をキャッチできます。小旅行も吉。手紙やメールの返信は早めに【健康運】食事は目でも楽しみ、腹八分目を心掛けて    【幸運を呼ぶ食べ物】ミカン■育苗■土作り■肥料■定植◆施肥基準10今月の資材今月の資材レタス先取り!農作業

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