きゃもん 2022年3月号
10/16

圃場準備植 付管 理芽かぎ病害虫防除    ここがポイント!平戸営農経済センター加藤誠二じゃがいもの生育日数お求めは、お近くの営農経済センター・資材センターまで!マルチサポートマルチサポート1号1号20kg20kgダイナミック有機ダイナミック有機20kg20kgプレオプレオフロアブルフロアブル500ml500mlダントツダントツ水溶剤水溶剤250ml250ml鶏糞ペレット鶏糞ペレット15kg15kgモスピランモスピラン顆粒水溶剤顆粒水溶剤500g500gプロポーズプロポーズ顆粒水和剤顆粒水和剤100g100g蠍座10/24〜11/22【全体運】気後れして活躍の機会を逃してしまわないように。失敗は成功の母。最初は駄目でも修正しつつ進めれば成功へ【健康運】つまずいたりぶつけたりしないよう慎重に    【幸運を呼ぶ食べ物】カラシナ 世界中で愛され、食べられている馬鈴薯。日本人の食卓においても、カレーや肉じゃが、コロッケなどに欠かせない定番中の定番の野菜です。種類も大変豊富で、品種によって特徴や性質、料理での使い方など違います。 ナス科の植物で、春〜夏の間に紫や白の美しい花を咲かせ、地中の根茎が野菜として食べられます。栽培の手間があまりかからず、春と秋の年2回栽培でき、保存もきく馬鈴薯は、オススメの作物です。                ■栽培ポイント1 連作により病害虫が増加し、品質や収量を低下。適切な輪作を実施!2 乾湿ストレスに強い圃場づくりが重要。排水不良地(滞水)では塊茎腐敗を起こしやすく、適切な土づくり・排水対策の実施!3 過剰な施肥は収量・品質が低下。土壌診断結果を踏まえ、品種特性考慮した適正施用の励行!4 自家採種は発芽不良や病害発生の原因。種子は無病種いも(検査に合格した種いも)を使用!5 病害虫の被害やまん延を防止。防除や抵抗性品種の導入など適切な病害虫の対策!(害虫)アブラムシ類、ニジュウヤホシテントウ、テントウムシダマシ、ヨトウムシ、ジャガイモガ等は、気温が上昇するにつれて発生して増えていきます。防除薬剤病害虫名ヨトウムシニジュウヤホシテントウジャガイモガ疫病農薬名プレオフロアブルダントツ水溶剤1,000〜2,000倍2,000〜4,000倍モスピラン顆粒水溶剤プロポーズ顆粒水和剤750〜1,000倍希釈倍数2,000倍マルチサポート1号ダイナミック有機肥料名堆肥(㎏/10a)2,00040170鶏糞ペレット80(N:23.6、P:20.2、K16.0)10≪施肥≫・窒素の過剰施用は軟腐病等の病害や中心空洞、二次生長などの生理障害を助長し、収量・品質の低下を招き、カリの過剰施用はでん粉価の低下を招くことがあるので注意しましょう。※施肥の参考のため土壌分析を行う。≪種いも準備・植付≫・無病種いも(検査に合格した種いも)の使用と種いも消毒を実施する。・地域の適期内での早期の植付を行う。(無霜地帯・ 一般地(降霜地帯)別)・降雨直後の植付作業は避ける。過湿土壌条件での植付作業は、土壌物理性を悪化、透排水不良による生育抑制・品種や用途に合った適正な植栽株数を確保する。(畦幅65cm×株間25cm)≪中耕・培土・除草≫ ・中耕は、雑草を除き土壌を膨軟にし、土壌水分を適度に保ち空気や水分の流通を良好にし、地温を上昇させて肥料の分解を促進します。・培土は、緑化いもや腐敗の防止、塊茎肥大域の確保、根圏の拡大、保水力の増加、干害・倒伏の防止、雑草抑制、収穫時の受傷防止等の効果があります。 ≪芽かき≫ ・着いもの揃いや、大いも生産を目的とした芽かきが有効です。 (萌芽揃い後、1株当たり1〜2本になるように芽かきを行う。)≪防除≫・2月以降は強風と気温変化に注意し病害虫防除を適期に行いましょう。(疫病)風痛み等があると病原菌が侵入しやすく、降雨が数日続いた場合や土壌水分が高いと発病が助長されやすく、発病後は急速に病勢が進展するので、防除は予防散布に重点をおきます。異なる薬剤のローテーション散布を行います。今月の資材今月の資材馬鈴薯(春作)先取り!農作業

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る