きゃもん 2022年6月号
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スナップえんどうを収穫する多々良索克さんJAながさき西海させぼ北部営農経済センター管内では、4月上旬からスタートしたハウスビワの出荷が続いています。令和4年産は、昨年8月の曇天・多雨の影響から着房率が低下し、9月以降の少雨や12月から2月の気温が低かったことなどから生育進度は2週間ほど遅れました。全体的に果実の色・形・糖度や食味もよい仕上がりとなっており、同センター管内では販売目標3トンを目指しています。吉井野菜集荷所では生産者が一粒ずつ収穫し箱詰めされたハウスビワが持ち込まれ、JA職員による厳しい検査・チェックが行われました。4月下旬にピークを迎え大阪、長崎の市場を中心に5月中旬まで出荷が続く見込みです。JA担当者は「品質重視の販売を行うため、適熟果を見極め、傷みや腐敗果を混入させないよう、指導を行っていきたい」と話していました。柚木アムスメロン生産部会は4月8日に現地検討会を行いました。検討会には部会員、JA職員の計14人が参加しました。検討会では、6月出荷用に作付けされたアムスメロンの現地巡回を行い、各部会員の圃場にて生育状況、病害虫の発生の有無などの確認を行いました。同部会のアムスメロンは品質も安定しており高糖度で市場からも高評価を受けています。今年産は3月1日より定植が始まり、108アール作付けが行われています。今年産は3,300箱(1箱あたり5㎏)の出荷を見込んでおり、地元の市場を中心に販売されるほか、ゆうパックで全国へ直送を行っています。また、地産地消の取り組みとして、毎年地元の学校給食にも提供され子供達にとってはなじみの味となっています。同部会の小川憲市部会長は「本年は天候にも恵まれ、順調に生育している。最後まで気を抜かず例年以上のメロンを生産したい。」と意気込んでいます。今後は、定期的に現地検討会を重ね、6月からの出荷に向けて日々管理を行っていきます。JAながさき西海平戸地区管内でスナップえんどうの出荷が11月下旬より順調に続いています。平戸地区ビーンズクラブに属する10人の生産者がハウスと露地栽培あわせて90アールを作付け、約9トンを計画し、主に福岡市場へ出荷します。今年は冬の寒波の影響も少なく3月の温暖な気候により順調な生育で良品質に仕上がりました。生産者は莢の厚みがあり、良色沢で病害虫のないものを選別し階級別に箱詰め・出荷しており、これまで約3トン出荷し、5月中旬まで続く見込みです。収穫が続いている生産者の多々良索克さんは、主にマメ類の栽培に取り組み、品目の組み合わせで最盛期を分散する作型を行っています。「定植時期が遅くなったが、今後も病害に気を付けながら品質の良いスナップえんどうを出荷していきたい」と意気込みを語っていました。牡牛座 4/20〜5/20【全体運】多少の無理なら聞いてもらえそう。あなたができることは率先して行うようにするといい関係を築けます【健康運】香りの良いお茶でリラックスタイムを    【幸運を呼ぶ食べ物】ジュンサイ品質チェックを行う職員と生産者現地検討会を行う部会員平戸平戸地区地区            4地域に密着!『営農経済センターニュース』『営農経済センターニュース』地域に密着!ハウスビワ出荷最盛期迎える柚木アムスメロン現地検討会開催スナップえんどう出荷続々させぼ北部させぼ北部地区地区

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