きゃもん 2022年6月号
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JAながさき西海御厨ぶどう部会は4月8日、松浦市星鹿町の圃場で生産者や関係機関ら20人が参加し、果実の品質向上を図るため摘粒・摘房作業や無核果処理、病害虫管理について講習会を開催しました。果実の出来を左右する重要な作業である房整形は、開花1週間前から開花初めまでに実施。一房一房手作業のため房の数だけ手間がかかるが、高品質なぶどうに仕上げるため生産者らは作業や処理を入念に確認しました。吉原靖雄部会長は「確実な作業や管理で果実の品質向上に努め、市場からの信頼を得るとともに販売拡大を目指したい」と話されました。 「御厨ぶどう」は、高糖度・高品質で市場からの評価も高く、特に無核果のシャインマスカットは消費者から好まれ高単価で販売されています。7月から8月にかけて開催されるぶどう祭りでは開始1時間で完売してしまいます。コロナ禍の中、嗜好品である果実類の販売は厳しい状況になることが予想されますが、生産者らは消費者に高品質なぶどうを届けたいとより一層意気込んでいます。産者22名、面積423aでハウス実えんどう栽培に取り組んでいる。品種は矢田早生と紀州うすいの2種で、主にさやでの出荷をしています。青臭さも少なく、ホクホクと甘くとても食べやすいこともあり関西市場をはじめ、地元市場でも引き合いが強くなっています。和歌山県など実えんどう主産地の露地ものが出回る前の4月上中旬に出荷最盛期を迎えます。選果場には収穫された実えんどうがコンテナで持ち込みされ、昨年度新たに導入した実えんどう選果機がフル稼働し、熟練の選果従業員によって厳しく選別・箱詰めされた実えんどうは6月まで関西市場他、地元市場に出荷されます。小値賀地区園芸部会えんどう班は、生豆はグリーンピースと比べて皮が薄く小値賀地区ではハウスでの栽培が多く、JAながさき西海アスチュルベ部会は4月18日、5月の出荷最盛期を目前にした、生育状態の確認と出荷対策の検討会を開催しました。例年、アスチュルベ部会員全員で各々の圃場を巡回していますが、新型コロナウイルス感染防止のため、規模を縮小し県北振興局、部会長、JA職員の計4人で巡回を行いました。現在、ブライダル需要や小売店需要、輸出向けに出荷し日量1万本を超える注文の対応を行っており、この日は主に「母の日」に向けた出荷対策やその後の販売についての対策を図りました。部会長は、「1本でも安定した価格を確保するために、部会一丸となって取組み、実需者からの細やかな注文にも柔軟に対応していきたい。産地と消費地で協力し合い、明るい未来につなげたい」と話しました。双子座 5/21〜6/21【全体運】好調運。優先順位を決め効率的に動くよう心がけて。諦めずに挑戦し続ければ念願もかなう予感です【健康運】へアケアに力を入れて。髪形を変えるのも吉    【幸運を呼ぶ食べ物】ツルムラサキ摘粒・摘房作業を確認する生産者とJA担当者実えんどうの選果・箱詰めする従業員ハウス内のアスチュルベ松浦松浦地区地区させぼ北部させぼ北部地区地区させぼ南部させぼ南部地区地区          5御厨ぶどう開花初めまでの勝負の作業小値賀地区うすいえんどう出荷最盛期迎えるアスチュルベ部会検討会

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