きゃもん 2022年9月
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ここがポイント! 8月から順次ブロッコリーの定植が始まります。長雨の影響により圃場準備が遅れる傾向にありますので、早め早めに作業することをお勧めします。■圃場の準備 完熟たい肥(2㌧/10a)は定植の1ヶ月前までに、苦土石灰・BMようりんは1〜2週間前までに施用し、耕転しましょう。酸性土壌では根の生育が阻害されるため、土壌改良剤を忘れず施用しましょう。活着をよくするために砕土を十分に行います。ブロッコリーは加湿に弱いため、排水の悪い圃場では排水溝や明渠を設置し、畝は高畝とします。■定植 定植前に、本葉3〜4枚時(30日苗)セル苗に殺虫剤のプレバソンフロアブル5をかん中処理します(100倍希釈、セルトレイ1箱あたり0.5L)。定植後はすぐにかん水を行い、活着を促進させます。追肥は8/20定植分までは定植15日後に、9/1〜9/10定植分は定植15日後と出蕾時に追肥すると良いでしょう。■土寄せ 定植15日後、1か月後と2回土寄せを行うと根張りが良くなり、倒伏防止にもなります。農薬名ノンブラスバリダジョーカー粉剤DLトレボン粉剤DL※2つの剤の散布間隔は10日前後です。≪台風対策≫ 8月から9月の台風は九州地方に上陸または接近しやすくなります。台風通過時は倒伏防止を目的として深水管理をしましょう。また通過後は新しい水に入れ替えましょう。水の入替えにより、稲体の回復が期待されます。肥料名完熟たい肥精粒苦土石灰粉状石灰窒素BMようりんダイナミック有機燐硝安加里S646号使用量(10aあたり)4kg追  肥基 肥2000kg100kg40kg30kg100kg20kg(8/20定植まで)40kg(9/1〜10定植)使用時期なつほのか8月中旬8月下旬にこまる・ヒノヒカリ8月下旬9月上旬10aあたりの基準量させぼ北部営農経済センター本山紗恵させぼ北部営農経済センター里崎広和山羊座12/22〜1/19【全体運】努力が実を結び結果を出せます。さらに上を目指して歩みを進めましよう。意思表明すれば協力者も集まるはず【健康運】夜更かしは控えて。規則正しい生活で安泰    【幸運を呼ぶ食べ物】アマエビ8月の作業(普通期米)≪出穂期前後の水管理≫ 「なつほのか」は8月中旬、「にこまる」、「ヒノヒカリ」は8月下旬に出穂期を迎えます。穂ばらみ期から出穂開花期までは稲が最も水を必要とする時期です。この期間中は10日間ほど深水での湛水管理をしましょう。≪病害虫防除≫ 8月と9月はいもち病とウンカ類、カメムシの防除時期です。「ノンブラスバリダジョーカー粉剤DL」、「トレボン粉剤DL」で防除を行います。この2つの農薬は基幹防除剤です病気や虫が少なくても必ず散布しましょう。BMようりんBMようりん20kg20kgお求めは、お近くの営農経済センター・資材センターまで!ノンブラスノンブラスバリダジョーカーバリダジョーカー粉剤DL粉剤DL3kg3kgお求めは、お近くの営農経済センター・資材センターまで!12今月の資材今月の資材プレバソンプレバソンフロアブル5フロアブル5500ml500ml今月の資材今月の資材トレボントレボン粉剤DL粉剤DL3kg3kgブロッコリー水稲先取り!農作業

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