きゃもん 2022年10月号
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JAながさき西海平戸地区管内で青果タマネギの出荷が最盛期を迎えています。平戸地区たまねぎ部会32名の生産者が630アール作付を行っており、315トン出荷を計画しています。今年産は定植後、低温で推移したため生育遅れがありましたが、べと病は防除を徹底したことで罹病株の発生を最小限に抑えました。全体的に小玉傾向ですが、概ね順調に生育し品質良く仕上がりました。同部会は収穫したタマネギを10玉ほど束ね、竹に掛ける「つり干し」という手法で自然の風でじっくりと乾燥させ、光沢の良い甘味のあるタマネギに仕上げていきます。生産者の作業場では7月中旬よりタマネギの選果と出荷作業が始まります。生産者は一つ一つ手作業で皮をむき、手選別で階級ごとに箱詰め作業を行なっています。タマネギを120アール作付けしている、小川貴茂さんの作業場でも出荷作業が続いています。「今年は病害虫の被害もなく、品質良いタマネギに仕上がりました。平戸たまねぎの魅力を、多くの消費者に届くように、自分たちが率先して部会を盛り上げ、引っ張っていくように頑張りたいです」と意気込みを語りました。JAながさき西海させぼハウスなす部会は8月5日、させぼ南部営農経済センター会議室にて、令和3年産出荷反省会及び通常総会を開催しました。県北振興局担当者とJA担当者合わせて13名が参加し、令和3年産出荷販売実績報告と生産販売反省について協議が行われました。令和3年産は春先の高温の影響において青枯れ病の発生が見られ、出荷数量が(263トン前年対比92パーセント)と前年を下回り厳しい結果となりました。9月には、令和4年産の定植が始まる為、生産に向けた対策協議も行われ、また例年の通常総会時にハウスなすの生産対策の一環として、部会員の生産意欲の向上と銘柄確立を図ることを目的として、部会主催により「多収穫コンクール」を実施しており、本年は指方博之さんが表彰されました。9月の定植に向けての部会員の生産意欲向上に繋がるものとなりました。近年、高齢化も進み生産農家も減少していく中、皆で知恵を出し合い産地の維持と所得向上に努めたいという熱い気持ちを共有することが出来ました。蟹座 6/22〜7/22【全体運】うまくいかないことが多く気分がめいりがち。ただ、下旬からは急上昇。先のことを考え準備を進めれば大逆転も【健康運】メンタルが揺れそう。自然の中で深呼吸を    【幸運を呼ぶ食べ物】エビイモ選果作業を行う小川さんご夫婦表彰される指方博之さんさせぼ南部させぼ南部地区地区       6地域に密着!『営農経済センターニュース』『営農経済センターニュース』地域に密着!させぼハウスなす部会出荷反省会及び通常総会開催タマネギ出荷最盛期平戸平戸地区地区

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