きゃもん 2023年新年号
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※現在すでに課税事業者である場合は登録しても影響はありません。適格請求書発行事業者の登録を検討しましょう。適格請求書発行事業者にならなくても特に問題ありません畜 産いかがですか? 頭の中を整理するのに少しはお役に立ちましたか。判断する目安にはなると思います。上を見るとわかるように、インボイス制度に必ず入らなければいけないということではありませんので、それぞれの農業経営や取引に応じて判断してください。 ここで、さらに決めていただくことがあります。本則課税と簡易課税 のどちらにするか? (注:売上が5000万円を超えると「本則」です。)では、ここで本則課税と簡易課税の説明をしておきますね。課税売上の受取消費税から支払った消費税を差し引いた分を納税する。支払った消費税が多い場合は1円単位まで戻ってくる。 売上額に対して耕種農業・肥育は80%、繁殖は70%のみなし仕入れ率があり、その売上と仕入の差額に対する消費税を納税する。  税務署へ何も届出をしなければ本則課税になりますが、「消費税簡易課税制度選択届出書」を提出すれば、簡易課税に変更できます。(2年間は簡易課税を選択することになります。)こんにちは。今日は、まず、インボイス制度の導入を考えをどのようにまとめたらよいのか、参考になるような表を用意しました。決めなければいけないことばっかりで、こりゃあ大変ばい!!大変だけど、頑張って!今回はここまでです。色々疑問や質問事項も出てきたのでは?次回もインボイスについて解説していきます。耕種農業繁殖肥育インボイス制度  を選択(選んだ)場合① 本則課税 とは?② 簡易課税 とは?課税事業者免税事業者課税事業者免税事業者課税事業者免税事業者現在の状況課税事業者との直接取引が多いJAへの委託販売や市場出荷が中心課税事業者に落札されることが多い免税事業者に落札されることが多い食肉市場を通じた枝肉の販売インボイス制度導入後13第3回インボイス制度

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