きゃもん 2023年新年号
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新年あけましておめでとうございます。組合員並びに地域の皆様方におかれましては、ご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。旧年中は、JAの運営及び事業活動に対し、深いご理解とご支援、ご協力を賜り衷心より厚く御礼申し上げます。昨年は、当農協における三か年に一度の第六次中期経営計画の策定年度にあたり総代会でのご承認を頂いたところです。しかしながら、未だ終息が見えない新型コロナウイルス感染症の脅威、更にはロシアによるウクライナ侵攻による世界情勢の不透明化と急激な円安、このような状況の中、中国では食料自給率向上への転換等の影響による国内の原材料価格の高騰であらゆる製造業に多大なる影響が出いるところであり、我々の営農の中においても極度なコスト高に陥っているところであります。このような情勢を受け国からの助成をはじめ県やそれぞれの自治体への要請を行いご理解を頂き一定の対策は講じられたのではないかと思います。農業を営む上で先人の方たちも栄枯盛衰を繰り返しながら今日の基盤が形成されたものと思います。そのうえで農協としましては農畜産物の出口対策、いわゆる消費喚起をさらに進めることが最大の使命だと認識するところです。一方では人口減少に伴い働き手不足が顕著になってくる中、組合員数も同じ傾向になることも踏まえでの十ヶ年計画策定も必要となってくるものと思われます。このような状況の中、昨年十月には五年に一度の「全国和牛能力共進会鹿児島大会」が開催され、長崎県は第六区の総合評価で四位入賞に輝きその手堅さが全国の注目する結果となり、併せて平戸口家畜市場のレベルの高さを証明した結果となりました。十二月には新型コロナウイルスの影響により見合わせていました農業まつりも三年ぶりに漁協と共同での「農水産まつり」として開催しました。延べ八〇〇〇人近くの来場者を迎えて盛会裏に終え、一次産業を一般市民の皆様にもアピールできたものと思います。今後このようなイベントなどを通じJAファンつくりにつなげ農業に携わる人を発掘していくことが地域に元気を与える源となると思います。卯年となります今年は様々な苦難も待ち構えているかとは思いますが組合員並びに地域の皆様にとって無くてはならない協同組合として「飛躍」していく年にして参ります。結びに、令和五年が地域社会・地域農業・組合員皆様        2お一人お一人に良い一年でありますことと、ご健勝ご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。新年のご挨拶

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