きゃもん 2023年新年号
9/16

JAながさき西海女性部江迎支部はん俱楽部」を開催、親子4組15名と女性部員6名が参加しました。 「あぐりん倶楽部」は地域の家族を対象に親子一緒に食と農について楽しく学んでもらおうと、女性部員が声掛けをして募集しました。今年度第1回目は、「小麦の種まきと小麦粉を使った料理をしよう」と題して支部長宅の圃場でトラクターによる播種を見学の後、丁寧に手蒔き、肥料、土をかぶせる作業を親子協同で行いました。昼食は地区の公民館に移り、女性部員が作った団子汁と新米のおにぎり、子どもたちはどら焼きを作っておいしく食べました。参加した親子は「手で種まきはきつかったけど楽しかった」「近くを通る時に大きく育っているか見るのが楽しみ」と話しました。JAながさき西海松浦支店とJA女性部上志佐支部は12月16日、旧上志佐出張所米倉庫で松浦市立上志佐小学校全児童46人と餅つき交流会を行いました。この活動は、現在閉店している上志佐出張所時代に始まり、8年を継続、閉店後移行先の松浦支店が引き継いで11年続いています。地域の活性化し、地域との交流を通じて食の大切さや農業への理解を深めてもらいながらJA事業活動を知ってもらおうと毎年開催しており、継続には、女性部同支部の協力が大きく影響しています。この日は、新型コロナウイルス感染防止として児童と引率の教員のみ参加し、児童は前半と後半に分けて餅つきを体験しました。児童らは、昔ながらの石臼と杵を使った餅つきに大奮闘。つき上がった餅は、児童それぞれが女性部員手作りのあんこを包んで「あんこもち」にしたり、そのまま丸めて「白もち」にして、各自パックに詰めて持ち帰りました。参加した女性部員は「昔ながらの餅つきを子どもたちが楽しんでくれて嬉しい。私たちが協力できることはこれからも続けていきたい。」と話しました。同支店の松田照二支店長は「毎年楽しみにしてくれている未来ある子どもたちの為にも、今後も女性部と連携して「食と農」の大切さを伝えていきたい。そしてこれからもJA内で他部署が協力しあって地域貢献活動を続けていきたい。」と話しました。平戸営農経済センター管内で11月下旬より、「食用菜花」の出荷が始まりました。令和4年産は生産者32人が150アールを栽培。気温が比較的暖かかった影響で生育が早まり病害虫の被害も少なく全体的に順調に生育、昨年より2週間程早い出荷開始となりました。ナバナは当JA管内でも平戸地区のみ出荷を行っており、冬場から春先の収入源として高齢者や女性の生産者が多くいます。また、軽量野菜で管理がしやすく出荷作業が室内でできる品目です。当地区のナバナは花蕾もしっかりしていることから市場評価が高く、人気の食材でもあるため当JAでは生産拡大への推進を行っています。12月上旬には出荷協議会を開き、出荷規格を確認、意識の統一を図りました。今後、3月上旬までに福岡県を中心に長崎県内の市場へも出荷し、2月に出荷最盛期を迎えます。小麦の種まきをする親子餅つきを楽しむ児童出荷規格を確認する生産者11月27日、食と農を親子で学ぶ「あぐりさせぼ北部させぼ北部地区地区松浦松浦地区地区平戸平戸地区地区             9親子で小麦の種まき体験11年続く小学生とJAと女性部の餅つき交流会「食用菜花」出荷開始

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る