きゃもん 2023年6月号
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ここがポイント!≪中干し≫ 田植えから30〜40日経過を目途に、一株当たり16〜18本、分けつが確認出来たら中干しを行います。中干しを行うことで、過繁茂、無効分けつを抑え、根の張りが良くなり倒伏防止にもつながります。また根が窒素の吸収を抑えることで、過剰な分けつが抑制され、土中に酸素も取り入れられて、良質なお米生産に繋がります。程度としては、中干しは水田や水の状況にあわせて、干す度合いを検討して下さい。 中干しを行う前に、溝切りすると、中干しの効果をさらに高めることが出来ます。後半の水管理も容易になりますので、ぜひ実施しましょう。≪除草≫ 初夏の時期を迎え、高温の日々が続くと雑草の生育も早まってきます。使用基準に則って除草剤を使用しましょう。畔などの除草管理も早めに行いましょう。 ナスは、種まきから90〜120日で収穫ができます。4月〜5月にかけて店頭では、夏野菜の苗が並ぶ時期になります。ナスの苗は茎が太く、葉っぱが大きいものを選ぶことがポイントです。●畑の準備 早いうちに堆肥(たいひ)と石灰(せっかい)を多めにまき、深く混ぜ込みます。●定植(苗を植える) 苗にたっぷりの水を注ぎかけて準備をします。 うね幅を広く(150〜180㎝)作り、株間50〜80㎝間隔で穴を掘り※ダントツ粒剤を1〜2g/株穴にまきます。その上から苗を植えつける事でアブラムシ類などを防ぎます。●育てる 定植後、生育が順調に進む様に、苗に保温キャップを被せます。苗が成長し窮屈になってきたら取り外してください。次に、苗が雨風で倒れないように、支柱を使い固定します。 一番初めに咲いた花の下から出てくる強めの脇芽を2本選び枝に成長させます。それより下の脇芽は摘み取り、主枝と則枝2本の3本に仕立てます。枝が倒れてくるようであれば、支柱を追加し固定してください。●追肥と水やり 収穫が始まったら、2週間間隔で株元に一握り程度の追肥を行います。 乾燥しないように水はたっぷり与えましょう。●収穫 長く収穫ができるように、収穫する際に混み合った枝などは定期的に剪定を行いましう。もり   かんやさせぼ南部営農経済センター野口みのりダントツ粒剤ダントツ粒剤1kg1kgお求めは、お近くの営農経済センター・資材センターまで!蠍座10/24〜11/22【全体運】やり残しがないか確認しましょう。丁寧な連絡でミスを回避。1人で無理せず協力者を探す姿勢も大事です【健康運】カルシウムをしっかり取って骨の強化を    【幸運を呼ぶ食べ物】メロン■6月の作業【早期米】【普通期米】10今月の資材今月の資材水稲(お米)させぼ南部営農経済センター森 幹也ナス(露地)

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