きゃもん 2024年8月号
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4 佐世保市上柚木町で6月7日、地元の小学生も参加して「御田植祭」が執り行われ、新嘗祭に奉納する米の田植えが行われました。 同市での宮中献穀事業は42年ぶりで、佐世保市長や同市議会、同市農業委員会、JAながさき西海ほか関係機関で構成する宮中献穀佐世保市奉賛会会員ら約70人が出席しました。 令和6年度は同市上柚木町の松永昌志さん(62)の水田を献穀田とし、長崎県産米「なつほのか」を栽培します。 宮中献穀は、明治25年から始まり、宮中行事である新嘗祭に日本全国から宮中へ新米を献上する行事で、長崎県からも毎年県内の農家から選ばれた献穀者が新穀を献上しています。また地域農業振興策の一環として、米生産地としてのPRや稲作文化の継承、地元住民との交流促進など、地域の活性化等にも寄与します。 御田植祭では、同町の柚木小学校の6年生児童ら34人が白衣装やかすり衣装を身につけた早男・早乙女となって斎田清祓・播種祭で播種され順調に生育した早苗を献穀田に手植えをして豊作を祈念しました。その様子を一目見ようと、児童の保護者や地域住民らが足を運んでいました。 今後は、虫除けなどを祈願する「青田祭」や稲刈りの「抜穂祭」が予定されており、同奉賛会は宮中献穀に係る種々の行事の支援を行います。牡牛座 4/20~5/20【全体運】すれ違いが起きやすい月です。説明は丁寧に。手順通りに進めれば下旬には成果が見え始めます。旅行は近場が吉【健康運】食べ過ぎに注意。よくかんで食べるよう心がけて【幸運を呼ぶ食べ物】サヤインゲン柚木小学校の児童たちが早苗を献穀田に手植えをして豊作を祈念しました。

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