ここがポイント! 8月の管理で重要なのは、水管理と病害虫防除です。稲が穂や籾をつける時期で、本田での仕上げの段階に入ってきますので、適切な栽培管理を行い収量の確保と品質の向上を目指しましょう。 出穂期から登熟期は、水を最も必要とする時期です。約10日間は絶対に水を切らさず、2~3cm程度の湛水状態を保ち、管理して下さい。各品種とも8月中旬より出穂期をむかえます。近年、登熟期間が高温で推移する中で、水持ちの良くない砂質土壌を中心に水分不足の圃場が見られ、しばしば白未熟粒や同割粒の発生を助長しています。 穂ばらみ期~出穂期にかけて強風の被害を受けると、脱水による白穂や不稔粒の発生、倒伏による穂発芽等の被害が発生します。そのため、中干し後に間断灌水を行って根を張らせましょう。台風前には、稲に十分な水分補給を行うとともに、地際からの倒伏を軽減するために、台風前にはできるだけ深水で管理しましょう。台風通過後は新しい水の入れ替えにより、稲体の回復に努めましょう。 昨年産は、カメムシ類の被害が多発し、斑点米により等級を落とさざるを得ない状況でした。カメムシ類は畦畔などのイネ科雑草で増殖します。出穂期前後に畦畔の雑草等を刈り取りカメムシ類の生育密度を抑えると被害防止に有効です。カメムシ類はイネ科雑草に集まりやすいので、出穂3週間前頃と出穂期の2回以上草刈りを行うようにして下さい。 白菜の根は細かく広く伸長します。播種2~3週間前に石灰をまき、耕土を深く耕します。 植付け1週間前までに堆肥・基肥(西海野菜配合10㎏/a)を施用し、水はけがよいように畝立てします。 白菜は外葉が大きくならないと結球しないので、成長に応じて追肥を行います。1回目の追肥は最終間引きから2~3週間後で、株周りに施用します。その2~3週間後が2回目の追肥時期になります。葉をキズつけないように畝の方に施します。 外葉が15枚くらいになると結球を始めていきます。この頃から水分要求量が増えてくるため、雨が降らない時は灌水を行いましょう。蠍座 10/24~11/22【全体運】調和が取れるようになり大きく進展。気負わずに淡々と役目を果たして。周囲があなたの価値に気付きます【健康運】靴は履きやすさを優先。転びにくいものを選んで【幸運を呼ぶ食べ物】チンゲンサイ 9月上旬頃に播種を行います。株間40~50cm程で1穴に5~6粒播きます。発芽したら本葉2~3枚で間引きをし、本葉5~6枚で最終間引きを行い1株にします。株本は土寄せをします。 べと病や軟腐病は随時防除を行い、アオムシ、ヨトウムシ等は植え付け直後に防虫ネットを掛けて予防しましょう。 植付けから約60日後が収穫時期になります。白菜の頭を手のひらで押さえてみて、かたく締まっていたら収穫適期です。 外葉を押し広げて結球部分を傾け、株元を包丁で切り取って収穫します。 霜や寒風にさらされると、球の頂部や外葉がカサカサになり腐敗の原因になるため、初霜が降りる前に収穫を終えるようにしましょう。させぼ南部営農経済センター 木村 海斗●●●センター ●●●●させぼ南部営農経済センター 村上 誉登エクシード粉剤DL 3㎏ノンブラストレバリダ粉剤DL 3㎏お求めは、お近くの営農経済センター・資材センターまで!今月の資材11水 稲白 菜出穂期から登熟期の水管理台風対策病害虫防除① 土つくり③ 追肥⑤ 結球② 種まき④ 病害虫の防除⑥ 収穫先取り! 農作業
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