Jasmile 17号
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みんな大好き、ぶどうの季節がやってきました!厨(みくりや)ぶどう」は、6月末から8月末に収穫され、県内を中心に出荷されます。糖度18度の濃厚な甘さが最大の特長。ふわっと広がる芳醇な香り、口に入れたとたん弾けるみずみずしい食感。一粒でたちまち幸せな気分にしてくれる御厨ぶどうは、夏ギフトにも人気の果物です。 松浦市の特産品「御 松浦市御厨町・星鹿町では9戸の農家が、シャインマスカット・巨峰・安芸クイーンの3種類のぶどうを栽培し、県内を中心に出荷しています。御厨ぶどうは、何と言っても糖度18度以上という圧倒的な甘さと、ぶどう本来の豊かな味わい、香りの濃さが魅力。一度食べたら忘れられないおいしさです。 なかでもシャインマスカットは、さわやかな風味と皮ごと食べられる手軽さで、特に近年人気が高まっています。 収穫は6月末から8月末のわずか2カ月ほどですが、極上の甘さを生むための作業は一年を通じて続きます。 収穫後の9〜10月は枝から新梢が顔を出す時期です。ここでは余分な枝を落とします。12〜2月頃は剪定時期、枝に栄養が集中しやすい樹に整えていきます。3月までにハウスの天井にビニールを掛け、発芽を促します。冬季に暖房でハウスを温めることで、6月末〜7月収穫となります。4〜5月は葉の整理を行い、光や風が通る環境を作ることで良品質な実と生長していきます。収穫途中もビニールを剥がし暑さや台風に備えるなど、一年中細やかな気配りとお世話が欠かせません。 取材に訪れた6月上旬、収穫時期を前に吉原さんのハウスでは「摘粒(てきりゅう)」と「袋掛け(ふくろがけ)」の作業が行われていました。 摘粒とは、あえて実の数を減らす作業。ひと房ずつ実のつき方を見ながら、余分な実を丁寧にハサミで取り除きます。「もったいないと思われるかもし糖度は18度以上特別なおいしさ一年かけて育むぶどう収穫間近のお世話みくりやみりょくふるさとの旬を訪ねます。さいかい魅緑探訪旬のごちそう丹精込めて育てた粒ぞろいの宝物御厨ぶどう

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