2024年08月07日(水) / 最終更新日時 : 2024年08月07日(水) jasaikai TOPICS 第18回ながさき西海和牛枝肉共励会 JAながさき西海は7月11日、佐世保市地方卸売市場食肉市場で「第18回ながさき西海和牛枝肉共励会」を開いた。全農ミートフーズ㈱西九州営業所、佐世保食肉センター㈱が協賛。地元食肉流通市場のシェア拡大と販売流通体系の安定及び「長崎和牛」の銘柄確立を図り、畜産農家経営の安定向上に努めることを目的としている。 当日は、30頭が出品され、佐世保市知見寺町の㈱近藤畜産が最優秀賞を受賞した。29か月齢の去勢牛で枝肉重量は608.7キロ。父は「金太郎3」、母の父は「安福久」、祖母の父は「平茂勝」。ロース芯面積90㎠、肉質等級はA5で、霜降りの度合いを示すBMSナンバーは12。また、枝肉はロース芯面積に迫力があり、枝肉の張りもよく、小ザシで最優秀賞に相応しいものだった。セリでは出品牛が次々と高値で取引され、㈱近藤畜産さんの枝肉は3,502円(1キロ)で落札された。 同JA田中芳秀組合長は、「枝肉情勢が厳しい中、活気あるご購買をお願いしたい。」と購買者へ呼びかけた。