第19回ながさき西海和牛枝肉共励会

JAながさき西海は7月17日、佐世保市地方卸売市場食肉市場で「第19回ながさき西海和牛枝肉共励会」を開催しました。全農ミートフーズ㈱西九州営業所、佐世保食肉センター㈱が協賛し、地元食肉流通市場のシェア拡大と販売流通体系の安定及び「長崎和牛」の銘柄確立を図り、畜産農家経営の安定向上に努めることを目的としています。

 当日は、30頭が出品され、佐世保市知見寺町の㈱近藤畜産が最優秀賞を受賞しました。30ヶ月齢の去勢牛で枝肉重量は520.9キロ。父は「勝乃幸」、母の父は「平茂晴」、祖母の父は「安福久」。ロース芯面積100㎠、肉質等級はA5で、霜降りの度合いを示すBMSナンバーは12。また、枝肉はロース芯面積に迫力があり、枝肉の張りもよく、小ザシで無駄な脂肪がなく最優秀賞に相応しいものでした。セリでは出品牛が次々と高値で取引され、㈱近藤畜産さんの枝肉は3,502円(1キロ)で落札されました。

 田中芳秀組合長は、「枝肉市場の情勢が厳しい中ではありますが、生産者や関係機関と連携し、畜産経営の安定につなげたいと考えてます。セリにおいては、ぜひ活気あるご購買をお願いします。」と挨拶した。

 

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