秋の実り収穫/吉井南小学校食農教育活動

 佐世保市吉井町「三農会」と佐世保市立吉井南小学校の5年生35名はJAの食農教育活動で米づくりに取り組んでおり、実りの秋を迎えた10月8日に稲刈りを行いました。
 5月下旬に児童が種をまき、6月中旬に田植えをした「なつほのか」は、今年の長雨や台風9号、10号の影響があったものの立派な稲穂をつけました。コロナ禍における行事などの制限がある中で待ちに待った収穫となりました。
 三農会の井手会長は「お米の一粒、一粒がごはんになりますので刈り残しがないようにしましょう」と話し、鎌の使い方、稲の持ち方の指導を受けた後、一列にならんで稲を丁寧に一束ずつ刈り取り、収穫した稲穂はコンバインまで運び、その際にでた落穂もきれいにひらって脱穀作業を行いました。
 児童たちは「稲刈りはきつかったけど、楽しかった」と笑顔で話し最後に世知原茶で乾杯して作業を終了しました。