秋冬ブロッコリー出荷本格化

 JAながさき西海松浦地区で11月上旬から始まった2020年産ブロッコリーの出荷が本格化しています。秋冬ブロッコリーは3月下旬頃まで出荷され、4月から6月まで春ブロッコリーと続き、合せて約251トンの出荷を計画しています。前年の同時期に比べ出荷は概ね順調で、計画どおりの出荷量が期待できます。
同地区蔬菜園芸部会ブロッコリー専門部は、生産者38人で約32ヘクタールで栽培。今年産も8月から作型順に植え付けしました。台風の影響も若干見られたが、病害虫の発生も少なく質の良いブロッコリーに仕上がりました。市場価格も上昇傾向で、生産者の意欲も高まっています。
集荷は毎日行われ、生産者は適期収穫したブロッコリーを発砲容器に入れて選果場に持込み、氷詰めして東京や大阪の市場へ出荷します。3月には新たに予冷庫を導入し、4月から共同選果を実施する予定です。
 JAの担当者は「高品質の評価を落とさないよう部会員と意志統一を図り産地強化に努めるとともに、計画的に安定した出荷で有利販売につなげたい」と話しました。

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