2021年03月16日(火) / 最終更新日時 : 2021年05月17日(月) jasaikai TOPICS 第9回ながさき西海家畜市場素牛枝肉共励会 JAながさき西海が主催となり、佐世保市地方卸売市場食肉市場で第9回JAながさき西海家畜市場素牛枝肉共励会を開きました。全農長崎県本部、全農ミートフーズ、佐世保食肉センター、ジェイエイ北九州くみあい飼料が協賛しています。 この枝肉共励会は、JAながさき西海家畜市場の子牛(肥育素牛)の経済性を探究し、改良の方向性の確認と肥育素牛としての「長崎和牛」の銘柄推進を目的としています。 当日は、49頭が出品され、佐世保市十文野の小川厚さんが最優秀賞を受賞しました。28か月齢で枝肉重量は558.5キロ。父には「幸紀雄」、母の父は「平茂晴」、祖母の父は「安福久」。ロース芯面積108㎠、肉質等級はA5で、霜降りの度合いを示すBMSナンバーは12でした。また、枝肉はロース芯面積に迫力があり、肉色よく、モモ抜けも小ザシで最優秀賞に相応しいものでした。セリでは出品牛が高値で取引され、小川さんの枝肉は4,007円(1キロ)で落札されました。購買者についてはJAながさき西海が落札し、今後管内で販売を行っていきます。 同JAの松田辰郎組合長は「新型コロナウイルスの影響など、生産者は非常に大変な時期であるが、一丸となり消費者の方々においしいお肉を届けたい。是非購入時にはミートハウス西海へ寄って頂きたい」と話しました。