一番茶摘み始まる
JAながさき西海管内の世知原町では、4月22日から一番茶の摘採が始まりました。
今年産の一番茶は、生育期の霜害の被害もなく順調な生育となり、新芽も柔く、芽揃いもよく順調に仕上がっています。
世知原町は、長崎県下で雲仙に次ぐ高冷地で降雨量も多く、茶樹の育成に最適の地帯で、現在46戸が95ヘクタールの茶園で「やぶきた」を中心に栽培しています。「世知原茶」は香り高く、深みのある上品な味わいが特徴です。
茶農家の田代興一郎さんの圃場では茶摘み機を使って早生品種「するがわせ」の摘採作業が行われました。生葉約200キロが収穫され、JA世知原製茶工場で加工されました。
田代さんは「芽数がもう少しあると良かったですが良い出来で安心しています」と話しでくださいました。
JA世知原製茶工場では、一番茶の受け入れ、加工作業が本格化し、最盛期は5月中旬までとなる見込みです。