シーズン到来!キンショーメロン出荷始まる
JAながさき西海松浦地区メロン部会は4月24日、令和2年産キンショーメロンの出荷目揃会を牟田集荷所で開き、出荷規格や販売方法等を確認しました。
松浦市の特産品であるキンショーメロンは、すっきりとした上品な甘さと爽やかな香りが特徴です。同市は県内有数のキンショーメロンの産地で、5人の生産者が51アールを栽培しており、5月下旬までに約11トンの出荷を計画しています。
今年産は、暖冬だったことで生育状況は良く、糖度も17~18度と高糖度で全体的に品質良く仕上がりました。例年5月の連休には「キンショーメロン祭り」を開催して、県内外から多くの人が旬の味を求めて来場し賑わっていましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため祭りを中止せざるを得なくなりました。メロンは祭り販売に合わせて栽培されているため、販売対策として集荷所で5日間限定の即売会を実施することにしました。また、県・市・JA・観光物産協会で取りまとめを実施する他、ふるさと納税への取り組み強化やインターネット販売も開始するなど、出来る限り例年並みの数量(約2,000ケース)が販売できるよう部会と関係機関が連携して販売対策に取り組んでいきます。
同部会の辻邦彦部会長は「今年は新型コロナウイルスの影響で祭りが開催できず非常に残念ですが、毎年松浦地区のキンショーメロンを楽しみにしてくれているお客様のためにも地場売りやネット販売等を強化していきたい」と話しました。