アスチルべ目揃い会
アスチュルベ部会は4月29日、母の日の注文対応に向けて品質の確認を行いました。
今年は新型コロナウィルス感染防止による影響で、例年より注文数量が大幅減少しましたが、染色による新色を増やし、全取引市場への販促ポスターを配布するなどして注文販売を強化しました。
この日は、出荷時の開花状況の確認と合わせて、染色した10品種の発色具合を確認しました。
会長は「染色について、自然な色合いに仕上げる品質が部会の武器になっています。そのため全員が全品種、同じ発色に仕上げることが大事です」と話しました。
4月末現在、母の日需要期の注文数量は1万本程度です。出荷直前までには、注文数量がさらに増えると予想していますが、例年の2割弱しかありません。JA担当者は「仕方ない状況ですが、注文数量の積み上げは、市場担当者と密な連携が鍵となります。低価格の販売状況が長期化していて生産者は疲弊しています。少しでも安定価格を確保するためにも出荷直前まで注文数量を積み上げたいです」と話しました。