バレイショ収穫、始まる

 JAながさき西海平戸地区管内でバレイショの収穫が始まりました。同地区は重粘土質の赤土のためバレイショ栽培に適しており品質・玉締まりも良いバレイショが収穫できます。令和3年産春作は、青果馬鈴薯部会、採種組合の生産者73人が約20ヘクタールを作付け、青果用と種子用あわせて出荷数量300トンを計画しています。収穫は6月中旬まで続きます。

 本年産は、例年並みの12月中旬から1月上旬に定植し、生育については、1月に降雪を伴う寒波が襲来し、一部で寒害の圃場がみられましたが、2~3月の気温が例年より高く、適度に降雨もあったため生育は回復、玉肥大も良好です。

 JAの担当者は「良質な平戸産バレイショをアピールし、より多くの消費者に届けていきたい」と意気込んでいます。

写真説明:収穫が続くバレイショ(平戸市大川原町)