秋冬ブロッコリー定植作業本格化

 JAながさき西海松浦地区蔬菜園芸部会ブロッコリー専門部では、8月上旬から始まった令和3年産秋冬ブロッコリーの定植作業が本格化しています。

 松浦地区は同JA管内でもブロッコリー生産の中心的な産地で、今年度は生産者35戸で秋冬、春合わせて約32ヘクタールの作付けを計画しています。品種は作型によってサマードーム、おはよう、グリーンキャノン、クリアなど数種類を栽培する予定です。

 ブロッコリーは8月~10月、1月~3月と定植が可能で労力に合った栽培ができる露地品目で、同JAでは単収増加と作付面積拡大を推進し産地振興を図っています。また、長期安定出荷数量確保のため、栽培作型を分散して最大作付体系を形成。有利販売につなげ、農家所得の向上を目指します。

 定植作業は約10日間隔で行い、乗用や歩行型の移植機械で植え付け、10月中下旬から出荷が始まります。

 生産者やJA担当者は「天候次第で生育状況が変わってくるが、良質なブロッコリーを出荷できるよう定植後の管理を徹底したい」と話しています。

写真説明:植え付け作業をする生産者(松浦市御厨町)
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