ハウスびわ出荷最盛期迎える/させぼ北部営農経済センター

箱詰めされた長崎びわ

品質チェックを行う生産者と職員(佐世保市吉井町)

 JAながさき西海させぼ北部営農経済センター管内では、4月上旬からスタートしたハウスビワの出荷が続いています。

 令和4年産は、昨年8月の曇天・多雨の影響から着房率が低下し、9月以降の少雨や12月から2月の気温が低かったことなどから生育進度は2週間ほど遅れました。全体的に果実の色・形・糖度や食味もよい仕上がりとなっており、同センター管内では販売目標3トンを目指しています。

 吉井野菜集荷所では生産者が一粒ずつ収穫し箱詰めされたハウスビワが持ち込まれ、JA職員による厳しい検査・チェックが行われました。4月下旬にピークを迎え大阪、長崎の市場を中心に5月中旬まで出荷が続く見込みです。

 JA担当者は「品質重視の販売を行うため、適熟果を見極め、傷みや腐敗果を混入させないよう、指導を行っていきたい」と話していました。