御厨ぶどうの出荷が行われています

JAながさき西海御厨ぶどう部会(吉原靖雄部会長)は6月24日から「御厨ぶどう」の出荷を開始しました。

 

同部会は部会員11人が、巨峰、安芸クイーン、シャインマスカットの3種類を4.5ヘクタール作付け。2024年産は、4月の開花時期に雨が多く収量への影響が懸念されますが、その後の天候の回復と生産者の努力により、例年通り高糖度で品質の良いぶどうに仕上がっています。

出荷は7月下旬から8月上旬にかけてピークを迎え、8月末まで県内の市場へ約40トンの販売を計画しています。

松浦市の産地戦略で核となる12品目の「松浦の極み」のひとつにも選ばれている「御厨ぶどう」は、糖度18度以上にこだわった極上の甘さが特徴。

御中元としても需要が高く、毎年7月下旬と8月初旬に同施設でドライブスルーでの販売会をおこなっており、「御厨ぶどう」の到着を楽しみにしている知人や親戚に届けようと長蛇の列ができます。

松浦営農経済センターの岡村祐子課長は、「天候が思わしくない中、生産者が丹精込めて栽培し今年も美味しいぶどうに仕上がっている。多くの人に味わってもらいたい。」と話しました。