ししとう出荷開始

JAながさき西海平戸地区ししとう研究会は、6月中旬からししとうの出荷を開始しました。7月上旬より本格化し、8月上旬に出荷のピークを迎え、12月上旬まで続く見込みです。今年は15人の生産者が約28アールを栽培し、約2トンの出荷を計画しています。

ししとう(獅子唐辛子)はナス科トウガラシ属の甘味種で、細長い緑色の形状が特徴。旬は6月から10月で油との相性が良く、炒め物や揚げ物で美味しく楽しめます。

令和7年産のししとうは生育が順調で、鮮やかな緑色とシャキッとした食感が際立つ良質なものに仕上がっています。生産者は出荷前日の早朝に収穫し、形状良好で無傷なものをL(20本)、M(30本)の階級別パックに詰め、佐世保や福岡の市場へ出荷予定です。

研究会代表の山野久子さんは「病害虫の被害もなく、生育は順調です。7月から本格的な出荷が始まるので、今後も管理を徹底し、品質の良いししとうを安定して消費者のもとへ届けていきたい」と話しました。